大衆演劇といえば股旅物や渡世物といった日陰者の荒くれ者が舞台上で大立ち回りするというイメージが強いですが、実は喜劇も重要なのです。
浅草はかつて軽演劇が盛んな街で、エノケン、ロッパなど様々な喜劇王を産んだ街です。
渥美清、萩本欽一、東八郎、ビートたけしなど、浅草がルーツの芸人は多いのです。
デン助と呼ばれる芸人がかつて存在しました。
特徴的な顔で、現れただけで笑いが起きる。
志村けんの変なおじさんのルーツみたいな存在でした。
本名は大宮敏充。
浅草を拠点にデン助劇団を結成。デン助劇場は当時大人気を博したそうです。
テレビでも放映され、浅草出身の花形スターのひとりでした。
世代ではないのでリアタイでは全く存じ上げないのですが、似たような存在として志村けんを観てるので、大体どんな感じだったのかは分かります。
大衆演劇でもデン助はしばしばパクっていたらしく、演美座の深水志津夫はよくデン助を舞台でやっていたそうです。
大衆演劇で喜劇に拘る劇団は今は減ってますけどね。演技に自信がないのか、喜劇から逃げたがってるんですよ。喜劇やったとしても、お茶を濁しがちですよね。喜劇は難しいからね。間の取り方ひとつとっても。
大衆演劇の喜劇はお茶を濁しがち。よしもと新喜劇のようにはなかなかいかない。
そんなよしもと新喜劇もかつては大衆演劇くらいオワコン化して解散寸前だったことがあったとか。
それを立て直したのがダウンタウンのマネージャーを務めたこともある元吉本の社長ですね。起爆剤として心斎橋二丁目劇場の当時若手芸人だった今田耕司や東野幸治をよしもと新喜劇に出演させたそうです。
石田靖、吉田ヒロ、辻本茂雄、内場勝則などのニューリーダーを座長にして成功。島田珠代、山田花子が一般人からよしもと新喜劇に入ってブレイク、今日に至る。
大衆演劇もそれくらいのことをしないとブレイクしないかもしれません。まあ、吉本興業と大衆演劇では規模が違うけどね。吉本の背後には政治も絡んでいるんでしょ?関西万博にも出展していたし。
大衆演劇復活の鍵として喜劇はあるような気がするけど、喜劇は難しいと思ったのか、女形のビジュアルを前面に出そうとしているよね。
カムイも下手なことしゃべらせるとどうせ滑るから、女形でもやらせておけという感じになってそうです。衣装に語らせた方が無難かもしれません。どうせ客はスマホのファインダー越しにしか役者を観てないし。
喜劇は難しい。喜劇できるのか?喜劇は座長だけでは成立しない。だから難しい。炎鷹がイマイチなのは座長の相手が務まるような気が利く役者がいなかったから。座長ひとりではどうしても限界があるのだ。恋川純も芝居では苦戦してますね。いわんやカムイをや。
劇団美鳳も龍新など助っ人がいないと芝居がどうしても薄くなってしまう。
大衆演劇は慢性的な役者不足がどうしてもボトルネックになっている。兄弟などで穴埋めできればまだいい方。それゆえゲストでお茶を濁しがち。ゲスト呼ばないと一ヶ月持たない。ゲストに頼らずに一ヶ月難なく回せる劇団なんて若丸と美山くらいでは?
そうなるとできる芝居も限られてくるし、マンネリ化は否めない。どうしても舞踊ショーに全振りしてお茶を濁しがちになってしまう。
脚本をいくら工夫しても役者不足をどうにかしないといずれ興行として成立しなくなるかもしれない。
ティラノ被って舞台上で暴れるしかなくなるかも。
浅草の喜劇は風前の灯ですが、でんすけという名前は高級スイカとして残ってます。
高級スイカなのでスーパーで見かけることはほぼないです。
イオンでたまに売ってるけど、高いスイカなんて誰も買いません。カットスイカくらいしか売れません。
でんすけというかつての喜劇王の名前を冠しながら、中身は高級スイカという。
デン助はぱっとみあんな感じですが、演技力は折り紙付きなのです。大衆演劇も精度を上げていけば、もしかしたら文化的価値を引き上げることができるかも…
客の質がそもそも低いんじゃないかというのは的外れです。そういう態度でやっているうちはいつまで経っても今のままだと思うのだ。
ブログの質が低いのは否めないけどね。
ほんこんみたいなもの。おもんないからテレビには出てないし、呼ばれない。今田耕司や東野幸治との違い。それゆえにネトウヨ相手にネットでイキりがち。ネット弁慶、それも否めない。
本来ならばデン助みたいにテレビにも出るけど、舞台が主戦場というような役者が増えれば大衆演劇の価値も相対的に引き上がるとは思うけど。
当たればみんなテレビにとんずらしちゃうからね。梅沢富美男を筆頭に。
若葉劇団っていつの間に消えたよね。













