JR東日本の新幹線にはグランクラスというグリーン車の上位席があります。
専用アテンドによるドリンクサービス、並びに軽食提供がウリになってます。
もしも今井宏が現状のグランクラスの軽食サービスに物申したのであれば、多分こういうでしょう。
グランクラスはスタートダッシュ君だ。
はじめは威勢のいいサービス展開していたが、年々ショボくなっていった。
グランクラス開始時はそれなりにちゃんとした弁当だったのに、最近では弁当ではなくて単なる冷菜のツマミ程度。もはやあってもなくてもいいサービスに成り下がっている。
今井宏的には実に忌々しいグランクラスの軽食サービスですね。
グランクラスといえばJR東日本にとってはフラグシップみたいなもの。
カシオペアがなくなり、食事を提供する定期列車はサフィール踊り子を除いたらほぼ皆無になってる現段階において、こんなショボい軽食でなにがグランクラスだ。
なぜグランクラスの軽食サービスは年々ショボくなっているのか?
何がグランクラスだ。具体的にいえ。
なぜ、なにが、具。
笹井厚志がプロレスを愛したように、今井宏は食と鉄道にはうるさいとされている。知らんけど。
タテマエとしてはフードロスだと思われる。
飛行機の機内食みたいに冷凍ではないので、弁当だと余ったら全て廃棄になってしまう。転売もできないだろうからね。
そもそもグランクラスなんて優雅に利用するのはそれなりに余裕があるおじさまである。余裕があるおじさまは弁当如きでガツガツしない。つまり、弁当は口にしないで、ソフトドリンクだけ軽く飲んであとは熟睡したり、読書したり、なにか仕事に打ち込んでるのかもしれない。
それで冷菜ツマミあたりでいいやとなっていった。
中途半端に凝った弁当を出したところでグランクラスの客には刺さらない。それならば手抜きしてもいいのではないか。
予備校講師も生徒の食いつきが悪いと説明を雑にしたりすることが多々ある。今井宏も目の前の生徒の食いつきが悪いとすこぶる不機嫌になりがちだった。
まるで大衆演劇の役者みたいなものである。客の食いつきが悪いと手抜きしがちなのは否めない。客のリアクションが低ければ、適当な演目でお茶を濁すのはありがちなのだ。
グランクラスのおじさまはガツガツしてない説。
そうはいっても、今井宏みたいな貪欲なおじさまも中にはいると思うのだ。こんな軽食をグランクラスで出されたらブチ切れる輩が出てきてもいいと思うのだが。
国民やメディアがあまりにも大人しいと政治家がナメ腐ったかのような態度を取り始めるように、顧客が黙っているとシレっとサービスを改悪しがちなのは否めない。
かといって、アテンドにいちゃもんつけたところでカスハラ認定されて、下手すると要注意人物として目をつけられるのが関の山ではなかろうか。現代は相互監視社会。下手な言動は社会的に抹殺されかねない。グランクラスに乗るようなおじさまならば、例えショボい軽食にイライラMAXになったとしても、それをアテンドにぶつけるようなマネは多分、しないし、できない。
誰も文句言わないのをいいことにグランクラスの軽食は簡素化されていくのだ。声なき声として黙殺されているのだ。まるで今の国会審議を見ているかのようだね。
さらにいうと、軽食のみならず、飲み放題のラインナップもショボくなっていると言われている。
グランクラス当初は東北地方の地酒などを数種類ラインナップに入れて、定期的に入れ替えていたらしい。今井宏みたいなうわばみには堪らないグランクラスのサービスだった。
ところが、最近はチェーン店居酒屋の飲み放題あたりでも出てきそうな定番の品揃えしかないらしい。
グランクラスなのにチェーン店の居酒屋レベルとか、わざわざ新幹線の中で飲まなくても良くね?
旅という非日常を後押ししてくれるようなスペシャルな地酒が飲めると思いきや、セブンイレブンでも気軽に買えるような銘柄だったら腰砕けなんだわ。
ウイスキーだったら山崎12年や響17年くらい欲しいところだ。角ハイ如きだったらわざわざ飲まないだろう。
ホンネはグランクラスでも例外なくコストカットしたいのだろう。サービスは一応、やってるフリだけ。例えるならばローカル線のバス転換みたいなものである。徐々にサービスのグレードを下げていって、最終的には全廃する。
軽食、ドリンクサービス抜きのグランクラスも増えているという。いずれはアテンドごとリストラされてしまうような気がする。
グランクラスという居酒屋新幹線を楽しめるのも今のうちなのかもしれない。ちなみに次世代新幹線にはグランクラスは設置されない方向らしい。
イマイチだな。



