おもしろいと思うことを形にしていく。

子どもの頃は、方法が分からなかったけど、

今なら出来る。


出来るからこそ、あれもしたい、これもしたい、
欲張りになる。


刺激も方法も無限にあるから。




なら全部やってやろうじゃないの、




全部やっちまうのみ。








大阪城を仰ぎながら、城下のベンチにて奮い立った夕暮れ。


負けていられない。


photo:01


今日、元彼にそっっっくりな人がお店に来た。


服装、背格好、歩き方、本当にそっくりで。


ここに居るはずがないので、本人ではないのは分かっているのに、
視界からその人を外せなかった。








立ち止まって、その血色の悪さまでそっくりな横顔を目で追いかけながら、気付く。



ああ、私、あの彼の、横顔ばっかり見ていたなぁ、

恥ずかしくて、目を合わせられなくて、
向き合う時はいつもうつむいていた、


彼は、そんな私を面白がって、
むりやり顔を覗きこんで「小動物みたい」って 笑っていた。


彼のスンッととおった鼻すじは、
すべり台にぴったりだ。
横から眺めながらいつも思っていた。




横顔だけ、堂々と見つめられるから、
横顔ばっかり、鮮明に記憶に残っている。





めちゃくちゃ好きだったなぁ。



過去の思い出は美化されるわけでも風化するわけでもなく、
思い出 として私の宝物になっている。


そっくりな横顔を見て、久しぶりに、その彼との宝物に触れて、
センチメンタルな気分になってしまった。




きれいに終われなかった2人だから、
もう、2人きりで会うことはないけど、
今 幸せな私を見ても笑顔で居てくれるなら、お茶でも、したいな。




なんて。




店を出る そっくりさんの背中にいろんな想いを込めながら、

「ありがとうございました!」





彼も今、幸せでありますように。










友人から、続きが気になるとメールが来ましたえっ
忙しくて放置してる間に
年も明けましたあせる

とりあえず後編、続けますドクロ



続き→




ハードル走は、午後1番目の種目。


お弁当の蓋を開けると、めいっぱい詰められた大好物のポークビッツ&
ご飯の上に海苔で書かれた「ガンバー」の文字。

お母さん、最後の伸ばし棒はいらないよNE☆




美味しいお弁当もなかなか喉を通らず…
無情にも時間は過ぎていき、

「ハードル走にー、出場する人はー、入場門にー、集合してくださーい」

とアナウンスが流れました。



いくしかない。
いくしかないったらいくしかない。





意を決して入場門を目指して歩いていると、


「おっ!マジで、うも出るん?!笑」
「うもの走り方めっちゃオモロイから最前列で見ようぜ!!笑」
「あのいつもの走り方してなー笑!!」


きた。


男子たちが囃したてだしました。

超絶いじられキャラの私は、いつもなら「やぁめぇてぇよぉ!!!」と反撃に出るのですが、
実際に私の走り方は面白いので、
「へへ…」とだけ返して止まる事なく入場門を目指しました。




そのまま1年生の応援席の後ろを通っていると、


「あっ、りょーちんのお姉さんや!!」
「りょーちんのお姉さんならブッチギリで1位やろうなぁ(^-^)」
「お姉さん、1位とってくださぁい!!」


オイ。
ハードル跳ぶ前からハードル上げるんじゃねぇ叫び

私は 色白で儚げな顔立ち(生気がない)なので、知的でミステリアスなオネエサンだと勘違いされ、弟の友達にモテました。

……今からキミたちの幻想を壊してア・ゲ・ル♪

私は力無く微笑んで入場門を目指しました。




さあ、魔のゲート到着。
体育委員に名前を呼び挙げられ、列に並んだ私の視界に、

「あっ!こっち見てる!おーい!!!」


私の視線に気付き、満面の笑みで手を振る母と、
弟の勇姿をおさめる為に新調したビデオカメラを私に向け、親指を立てる父の姿が入りました。

これで私の無様な姿はテープに焼き付けられ、正月に親戚一同の笑いのネタにされる事が決定しました。




何も見るな、聞くな、
無心になれ、私。

ここまでくると悟りの境地。
もう心乱す事はない。






…がしかし。


私はラスト走者。
順番が近づき、顔を上げて愕然とする。


スタートのピストル係りが、
私の恋するK君だったのです。



マージかぁああ!!!!!!!
神様ッどこまで私をいじめたら気が済むんやぁぁあ!!!!!
やめてぇぇえええ!!!!!
何でも言う事きくからぁあ!!! ←

直前にして最大のパニック。


イケメン秀才性格良しのK君は、運動神経も抜群という、完璧ボーイなのです。だもんで体育委員なぞされていたのです。


なんでよりによってハードル走の担当…
これは天罰だ、運動会を呪った私への天罰だ…



私は俯いたまま、前に進みました。



遠くで男子達が期待に胸を弾ませ、最前列で既に笑っています。
弟よ、今から姉は、キミの株までもを下げます。
父 母よ、幼少期から変わらぬ私の走りを見て、せいぜい愛おしがるがよい。

K君、どうか私を見ないで。。





そんな様々な想いが交錯する中、
クラウチングの姿勢をとろうと、
スタートラインに立った時、、、、


「…うも、緊張すんなよ」



えっ?! 声のした方へ目をやると、
なんとK君が、

「大丈夫!うも 頑張れっ!」



ジャニーズ顔負けの笑顔で、
私にエールを送ってくれたのです恋の矢


きゃぁぁあーー(〃ノωノ)ーー!!!

パーーーーーーーーーン!!!



ピストルが鳴ると同時にガムシャラに走った私の耳に、
もう、周りの声援や笑い声なんて届きません。

K君の 頑張れっ!がこだましていました。





ビデオカメラには、母の
「うもー!! ファイトーッ!
脚上がってないッ笑笑!おしり可愛いッ!笑」という声援と共に
案の定 無様な私が映っていましたが、


おかげで、結果は、なんとっ!!!



5位中、4位っっ!!!!! (´∀`; )
いや、快挙ですよ!





ああ、良かった、コケなかった、
走りきった、あああ、無事おわった…



ゼイゼイなってる私の元へ駆け寄ってきたK君の
「頑張ったな!」
が、何よりもご褒美になりました合格







というのが、
私の苦くて辛いのに思い出すとキュンとなる、
運動会の話、でした晴れ
長いっDASH!


新年を迎え今さらながら完結汗

ちなみにK君とは、その後、


うふふドキドキドキドキドキドキ




おわり