Q. 電車における架線の交流、直流はどの様な違いがあるのでしょうか?
A. 直流電化は、架線による方式では古くから存在する方法です。
これは電車が低速でトルクが大きい直流モーターを主に使用していたためです。
電車の速度制御には抵抗器が使われているため、電車が使用する電力の一部を熱として捨てているため効率が悪いです。
交流電化は電圧を自由に変えられるため、直流電化に比べて架線に流す電圧を高くすることができます。
架線の電圧が高い分電流が抑えられるので、直流電化に比べて変電所の間隔を長く取ることができます。
さらに変電所に直流電化のように整流器を設置する必要がないので、全体的に地上設備のコストが安くなります。
その反面、車両の一台あたりの単価が直流機に比べて高くなる欠点があります。
Q. 一般的に電圧が高いと電流も高いの?
A. 電圧は高低で言いますが、電流は多少で言います。
電圧x電流=電力
消費電力が一定なら、電圧が高いと電流は少なくなります。このため送電線は高圧にしてあり、電線に多量の電流が流れるのを防いでいます。(電流が沢山流れると温度が上がって切れます)
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