SHINee WORLD VI PERFECT ILLUMINATION : SHINee'S BACK
「SHINee'S BACK」を全身で感じながら
マッコン(5/26公演)を楽しんできました。
以下、いつものようにダラダラとした感想が続きます。
レポではないので、公演内容はこちらの記事で。
ダブルアンコール含め、約3時間半。
誰を見ても、誰の声を聴いても、「ああ、これだ」っていう気持ちで満たされ、写真撮ることすら忘れてステージとモニターに釘付けに。
構成上、振りが簡素化されたりアレンジされたりした曲があっても、物足りなさは一切ない。
決めを外さずにきっちり見せる実力と舞台勘。
これを全員が備えていることに何度も感動し、改めて16年の重みを感じた。
そして、ああこれが見たかったんだと思った曲の1つがハンドマイク生歌HARD。
思ってた通り、迫力をもって自分たちの色を見せつけることでこの曲は完成し、SHINeeのものになっていた。
で、やっぱりこのフレーズで涙が出た。
”왕관은 주인을 되찾아내 ”
王冠は主を取り戻して
この部分の歓声も大きかった
240526 샤이니 콘서트
— fluffy (@jinkizzang2ya) May 26, 2024
주문하신 온유 HARD 오마카세 드립니다 #ONEW #SHINee pic.twitter.com/0lVwFDrckm
今回わたしがどうしてもアンコンに行きたかった理由はいくつかあるんだけど、本格的にソロ活動に入る前に「SHINeeのオニュ」に会いたかったからというのが大きい。
会いたい、というよりは自分の目と耳でいろいろ確かめたかったって感じかな。
そうだこの人は強い体幹で頭がブレずに綺麗にターンする人だった、
ちょっとしたトラブルにもすぐ気付いてフォローをする人だった、
あの顔文字通りの笑顔をしながら、ふとした瞬間にリーダーの顔になる人だった、
音だけでない何かを帯びた声を持ち、期待以上、口から音源以上の歌を歌う人だった…
たぶんみんなが思い浮かべる「SHINeeのオニュ」 がしっかりそこにいて、本人のコンディションもよかった(と思う。)
会場にはオニュのグッズを身に付けたかわいいお嬢さんがいっぱいで、オニュの視線や声や歌で悲鳴や歓声が上がる(当たり前の)場面もたくさん見た。
心が弱くなってたこの1年の間にわたしの中で勝手に膨らんでしまった不安を、(見苦しい)半べそで洗い流して安堵と期待に変えた。
本当に行ってよかったと思う。
もちろんこの人のこともしっかり見てきましたよ。
ひとりでステージを作り上げねばならないソロ活動をずっと見てきたからこそ、SHINeeのテミンを目で追う楽しさは格別。
終始張り詰めてるソロとはまた違って、緩急あるパフォーマンスを楽しめる。
自分の見せ場でスッとセンターに出てきた時のあの高揚感はグループの舞台ならではのもの。これはテミンだけでなく各メンバーでも言えることだから、SHINeeのステージは本当に贅沢だと思う。
ダンスについては、そもそもコレオのテイストが個人と違うし、特に昔からの曲は(当時のイメージも重なるせいか)しなやかで妖精みを感じる。
Luciferのここ、肩から手の動きは何度見ても飽きないし、止めの美というか、あの激しい踊りの中で髪の先までピッと決まる姿は本当にテミンだけのものだと思う。
佇まいそのものが美というのも、限られた人にしか与えられない才能だよね。
ひょんたちの中で、SHINeeのメンバーとして歌う姿もまた良くてね。
ずっと見ていたかった。
재연のスマホライトイベントの光の景色は本当に綺麗で、テミンが歌えなくなってしまったのはよくわかる。
みんな同じように思ったんじゃないかな。「元気にしてるかな」って。
個人旅行に行っている彼、というキーくんの表現もわたしにはしっくりきた。
これから先も、「ここにいてくれたら」と感じる気持ちが涙につながることもあれば愛おしく微笑ましく思い起こすことにつながることもあるだろうけど、その両方を抱き続けていくことが「一緒にいる」という意味なのかもなと思わせてくれた。
公演全体を通して感じたこと。
それぞれが会場を見渡すときの、なんとも言えない柔らかい表情が印象的だった。
言葉にしてSHINeeについて語る量に違いはあっても、SHINeeでいることをかみしめる様子やゆらぎのなさに個人差はない。
SHINeeがSHINeeであり続けることは、あえて口にする必要がないくらいの大前提なんだろうな。
「僕たちはこうしてここにいる」と何度もそれを感じさせてくれた。
(画像出処:画像内外に記載/26日以外も含みます)