ぶざまとみじめの日

今日は誰もが知るあの日だ
そう、昭和54年の日本シリーズ第7戦　通称「江夏・伝説の21球」
私にとっては伝説なんてきれいなものじゃない忌々しい思い出「悪夢の21球」だ

3-4と1点ビハインドの9回裏、近鉄の攻撃
先頭羽田が江夏の初球を叩いてヒット(代走に藤瀬)
次にエンドランだったはずがアーノルドがサインを見落としたためスタート遅れの単独スチールとなった藤瀬
折角の同点ランナーがアウトでパーになるところ(タイミングでは完全にアウトだった)
だが広島のショート高橋が後逸して藤瀬は一気に3塁へ
ノーアウト3塁！そのままアーノルド、平野がフォアボールで、ついにノーアウト満塁(アーノルドの代走に吹石(一恵のお父さん))

そして次は代打で53年の首位打者で54年も.320と高打率を誇る左殺しの佐々木恭介
佐々木への3球目、三塁線に強烈な打球！「もらった！」と思った…だがわずかに切れたようでファール(フェアなら間違いなく藤瀬、吹石の足からしてサヨナラ間違いなしだった)
結局、佐々木はそのまま三振

だが、まだ1アウト満塁だ、ダブルプレーさえしなければ

次は小技の巧みな石渡
そしてここに悪夢があった
石渡は2球目に必死にバントを試みたが江夏に読まれて外されてしまい、飛び出した3塁ランナー藤瀬がぶざまなタッチアウト
とはいえ2.3塁だから石渡から内野の頭越えのヒットが出ればサヨナラには間違いない
だが、あのようなみじめな醜態を晒した後にそんな劇的な歓喜など起きるはずもなかった
石渡はモロファールの後、ぶざまにも空振り三振

まさに悪夢だった

リーグ優勝なんぞどうでもよくなってしまうほどけったくそ悪い気分にさせられた

いや、それに限らずぶん殴ってやろうかと思いたいことがある

それは近鉄の主催試合なのに舞台が大阪球場だということだ
この時代を見られなかった近鉄ファンならこう思うだろう

あン！？なんで大阪球場なんだオイ！！
近鉄と言えば藤井寺球場だろうが！日生球場だろうが！あン！！
ぶん殴ってやろうか！？

そうだ、その通りだ、それは正しい考えだ

なぜこのようなみじめな開催をしたのか？
それは当時藤井寺球場はナイター非対応で日生球場は3万人に満たないため開催できなかったのだ
そのため大阪球場(南海ホークスの本拠地)を借りて開催するという、みじめな開催しかできなかったのだ
ただでさえみじめな開催なのに、あのぶざまな結末

翌昭和55年も大阪球場というみじめな開催で、ぶざまに敗れ去った(またまた広島が日本一)
2004年に消滅した近鉄はまさに栄光の手前でみじめとぶざまを晒し続けた悲劇の球団なのだ

そういえば今年は巨人が東京ドームを使えず、その近鉄以来40年ぶりに借りて開催するのだ
さすがに巨人ならあのようなぶざまは試合はしまい
もちろん、そうなったら私自身今年の立ち回りはより慎重に行わなければならない
そうだドン2がなくなってから年間収支で負け越した2007年、2009年、2012年はセリーグのチーム(中日・巨人)が日本シリーズを制しているからだ
もちろん関係ないのだが、とりあえず縁起がいいに越したことはない

そんな今日にふさわしい結果だった

まずキャッツアイは500円でたった2回転

けったくそ悪いのでエルボーをドカンと落としてシンフォギアへ

これまたたった3回転となめくさってやがる

当然またエルボー

クイーンズブレイドクライマックスの319もたった3回転

なんだこりゃ？

明日にでも閉店する気か？

もう打つだけアホらしいから帰るか

そうすると見たくもない光景が

そうだ、さっきのキャッツを次のヤツがたった1回転で当てていやがったのだ！

けったくそ悪い、もう帰るぞ！