4/5 今日のひと言―桜花の墓標…… | 左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲…いのちの記憶

左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲…いのちの記憶

この流転する娑婆世界に、重荷を背負いながらも、
懸命に道を尋ねる心魂に、微細ではあっても、
生きる命をつなぐ蓮の絲……。

然(さ)ればこそ、
生きているよろこびも、心を塞ぐ哀しみも……
ともどもに、心にとどめて、
この娑婆世の道を歩いております……。

4月5日(土)


 

2014年4月1日 大津 膳所城跡公園にて





 

明け染むる


 

南冥の果てに


 

為と散り


 

魂鎮もれり


 

桜花の墓標



 

2014年4月5日  早暁  詠



 


 


2014年4月1日 大津 膳所城跡公園にて

 

うららかな光の中に、

子供たちの遊ぶ声が響く、、

おだやかな午後でございました。

 


 

昨日は、

靖国神社に祀られている縁者に、

遺された一族子孫たちの、進路の報告のために、

家人が上京、参内致しました。

 

昨年の8月15日に、書かせて頂いております。

 

報告する縁者の憶いを考え、

賑々しくお参りするのも、考えものと、

私は、後日報告させて頂くことと、致しました。

 

まだ東京から、戻ってきておりませんので、

残念ながら、

靖国神社の、満開の桜を載せることはできませんが、

供養のためと、近江の桜を掲げました。


 

後に続く者を信ず……と、

我が身亡き後に続く、祖国日本の歩む道を託した、

その青年の意志を、わが一族の心魂として、

 

生き残った一族の者たちは、

それぞれの道に、

懸命に心と身を尽くし、

今の世に至っております。

 

今年の春は、報告することも多く、

瞑目するに、時間のかかったことと憶います。

 

13-○-○に祀られております。

 

昨日、報告する為に上京した子孫に、

お貌がうりふたつ。

 

参内されておられた方々が、

驚いていたそうでございます。

 

末筆ながら、

 

映画 『永遠の0』 は、一族の誰ひとり、

まだ観てはおりません……。

 

多分、そのまま描かれている場面もあることと、

推察致しておりますので。

 

 

                         合掌

 


 


 

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