―今日、「私」の小さな旅に出るのです。― | 左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲…いのちの記憶

左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲…いのちの記憶

この流転する娑婆世界に、重荷を背負いながらも、
懸命に道を尋ねる心魂に、微細ではあっても、
生きる命をつなぐ蓮の絲……。

然(さ)ればこそ、
生きているよろこびも、心を塞ぐ哀しみも……
ともどもに、心にとどめて、
この娑婆世の道を歩いております……。

12月31日(月)

 

 

左藤無憂樹の徒然日記

               琵琶湖畔にて

 

 

―今日、「私」の小さな旅に出るのです。

 

いつもの道や露地に、

 

何も目新しいこともない「浦のとまや」にも、

 

見えなかった繋がりや、

 

忘れ物を見つける事ができるでしょう……。

 

心を摑む感動に出逢えたら、

 

それは、天からの贈り物なのです。
 

 

 

 2007年『11月23日(金)』掲載


 







 鴨川堤 ユリかもめ

 

 

  

 

 

 

 

絶対に正しかった、とは思えないけれども、

今まで歩いて来た、命を育む道を省み、

燭ゆらぐ峠路で、これから踏み出す方向を探るのです。
 

     2007年『 12月22(土)』掲載



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左藤無憂樹の徒然日記
琵琶湖上空

 

 

陽は沈み、凍てつく風は巡る道に還り、

 

光と翳の狭間で、

 

ひとつの時代が去って行こうとしています。

 

今日までの歩みは、

 

新しく生まれる明日につながる歩みです。

 

慎ましく、感謝の心をもって、行く年を送りましょう。
 

       2007年『12月31(月)』掲載
 

 

 


 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さまからのご信援を頂きまして、この日を迎える事ができました。

どちら様とも存じ上げないままに、憶うがまま綴ってまいりました。
誠に有難うございました。幸いでございます。

どうぞ、良いお歳をお迎えくださいますよう。

 

                 合掌

 

 

 


 

 

 

 

 

 

※記事に掲載されている文章、和歌、画像は既に出版されている
ものもあり、無断転載・引用はご遠慮下さいますようお願い申し
上げます。どうぞ、おくみ取りくださいまして、
よろしくお願いいたします。