シャラノキ下のバラとうどん粉病 | barajunのブログ

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我が家のシンボルツリー「シャラノキ」の下に剣弁高芯咲きのシックな「紫雲」とちょっと派手な「ストロベリーアイス」を植えてあり、咲き出しました。





どちらが紫雲でどちらがストロベリーアイスか分かりますよね。

5月6日にミミエデンのうどん粉病について報告しましたが、その後このストロベリーアイスと紫雲にも少しうどん粉病を発見し、消毒しました。(やはり、木の下など湿気がこもりやすく雨水で洗われづらい所が要注意みたいです。)

サプロールなど耐性菌が発生しやすい治療薬は梅雨時の黒星病対策に取っておき、うどん粉病には耐性菌発生の恐れがないカリグリーン+展着剤ダインを使いました。
普通は噴霧器で散布するのですが、患部はほぼ蕾下(花首)だけなので、薬をつけたブラシやゴム手袋の指で擦り落としました。





一昨日消毒部分の今日の状況はこんな感じで、ちょっと変色していますが効いていそうです。


うどん粉病は表面に着くので、局所的であれば、ただ散布するより優しく擦ってあげた方が良いような気がします。
その方が薬剤使用量が圧倒的に少なくて身体にも優しいです。
どんな薬にも、作り置きは駄目で作ったものは使い切って下さいと書いてありますが、ちゃんと密閉容器に入れて日の当たらない所に保管すれば、直ぐに駄目になるとは思えません。
このように作り置きしておけば、病気を発見した時直ぐに、その部分だけを簡単に消毒出来ます。

ステイホームで園芸の勉強もしていたら、「うどん粉病は、春秋の日中乾燥していて、朝夕が冷え込む時期に発生しやすい。」等と書かれていて、
エッ、カビなのに乾燥を好む?と違和感を感じて勉強し直しました。
次の写真は、信頼できそうな情報を切り抜き、撮ったものです。

第一に、うどん粉病の菌は夜間15〜16℃、昼間23〜27℃の人間も過ごしやすい気温を好む。
第二に、雨で直接洗われるのは苦手だが、雨上がりや夜露などでの高湿度状態で発芽し、日中の人間も過ごしやすいやや高温と低湿度で成長する。
ということらしい。

対策としては、
①風通しを良くする。
②上に木がある場合は、ちゃんと剪定してうっそうとさせない。
③病気の生態を知り、早期発見、早期治療に努める。
ですかね。