さて、先日3歳の日本人の女の子を連れた家族と食事した際には、やっぱり女の子っていいなぁと思い、また着床前診断に前向きになったのですが、それでも時々迷いが生じるときがあります。

着床前診断までして女の子が生まれた家庭って、たぶんここ10年以内のブログ記事が多い気がするんです。10歳以下の女の子なんて、たぶんものすごい特性が強い子とか以外はまんべんなく全員かわいい気がするんですよね。ということは、特段障害のない子を産んだ人は、現在のところ満足のいく女の子のいる家庭生活を送っているんだと思います。

でも、その後はどうなんだろう、とか、もし自分が女の子を産むとしたら少し不安感が出てくるんですよね。中学受験とか、大学受験とか、友好関係とか、就活とか、恋愛とか、結婚とか、色々大変なことが出てきて(もちろん男の子も同じですが、もう一人産むということはこういう心配が二倍に増えることかなと)、最初の女の子Kawaii‼Love!!という気持ちだけでは持たないこともきっとあるよなぁ、とか思うと、既に息子である程度人生は満たされてるし、もう生まれてきてしまったものは仕方ない(?)ので、こちらに集中して、残った自分の人生はもうちょっと余裕をもって生きてみるのも悪くないかもしれないよなぁ、とかぼんやり思う時もまだ時々あります。例えば自分の娘が就活に失敗して、婚活にも失敗して、鬱になって引きこもりになったらどうしようとか(友達にも似たような人はちらほら。自分も危うい時期があった)、そういうことを考えちゃうんですよね。(もちろん男の子も親を刺し殺したりと、下を見ればきりがないのですが、これはもう今から産む前には戻せないので余計な心配しても無駄かなというマインドです。)

何が楽しくて、せっかく息子が5歳とか6歳になってやっとずいぶん楽になったタイミングでまた睡眠3時間とか、授乳とか、イヤイヤ期とか、そういう大変だと分かっているものに向かってまた突っ込んでいかなければならないんだろうとか、ふと思ってしまうんですよね。あと結構苦手なのが後追い。まだ息子もめっちゃ追いかけてきます。パパはダメで、ママだけ。そしてちょっとでも後でねーというと、めっちゃ号泣。こういうのをまた味わうのか、と思うと、なんかもうめんどいっす、という気持ちになったりならなかったり。

あと、私の場合顕微授精で胚を作ろうとしているので(普通の体外受精からやると費用も高くなるし、採卵が一番毎日の生活のリズムを妨害するので)、そうなると今度は、遺伝子疾患(NIPTではみつからないやつ)とか、発達障害とかも心配になってくる。まったく問題のない健常児の女の子であっても、後追いとかされたら億劫だなぁとか思っているのに、ここでさらにある程度スペクトラムが入ったら、もう後悔まみれになりそうで。。となると、今息子一人しかいないことで毎日絶望しているわけでもなく、まんべんなく忙しく、息子は成長良好で良く笑って懐いて可愛いし、もう一人産まないことで仕事にも集中できて金銭的にも、家族の色々なライフイベントスケジュールも余裕を持ったものになるし、そんなに悪くないよなぁ、とも思ったり。自然にできたなら、なんとなく運命的なものを感じて、まぁ来るもの拒まず、というか、生まれてきてくれたんだから私も頑張ろう的な気持ちにならなくもないですが、顕微授精でぶすっと精子を突き刺して大金を積んで課金しまくってできた子供が、スペクトラム(ちょっとした奴じゃなくてすごい癇癪を起すとか、手の付けられないやつ)強めの子だったり、障害があったり、そういうのがなくても普通に性格悪かったり、すごいあほで人生にやる気が無かったりしたら、あーやっぱり選ばれるべき精子じゃない精子を突っ込んで無理やり作ったからこんな出来損ないが出来たんだわぁと性格の悪い自分なら思いそうで、やや不安でもあります。あと確実に一重の子が出来るので、それも女として生きていくうえできっと悩むだろうなぁとか思うと、おーめんどいとやはり思ってしまいます。私もこそっと二重は埋没です。妹も整形してるし、女性ってやっぱり外見が悪いと男性以上に悩みが深くなるので、そういうところも大人になっていく過程で大変だよなぁ、とか思ってしまいます。

子供が増えると大変さも2倍だけど、幸せもそれ以上って、本当なんですかね。子供がゼロから1の変化は大きいですが、子供が一人増えると幸せって本当にそんなに増幅するもんなんですかね。まぁ自分の中で答えは出きっていないです。