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今日は現場からのお話です
不登校の中学生の女の子
とお話ししたことを書こうかなと思います
不登校になって半年くらいだそうです
ちょっと学校でいろいろあったそうで・・・。
一回行かなかったら、次の日から
クラスに行ったらみんなに何か言われるんじゃないかと思って
余計に行きたくなくなったそうです。
もちろんそれだけじゃないんですが。
気持ちはわかりますよね。
それで、少し二人でお話してみました。
一度に全部はお話しできないので
何個かに分けたいと思います。
もう、中学校くらいになれば
きっと親にも言えないことなんて
出てくると思う
そういうものが積もり積もって
行きたくなくなったんだろうなと・・・。
自分もいじめられてたの
親に言えなくて
お風呂でどうしようかな・・・
とか悩んでいたなと
それで、お話ししたのが1つ目
「勉強していて役に立ったことがありますか？」
って聞かれました。
凄くわかる。
自分は正直小学校までは
成績がすごく良かったです。
そこまで勉強していた記憶はないですけど
それでも、クラスで3番くらいまではずっと入っていたと思う
中学校になって初めてのテストで
親に成績を見せたら
「ふ～ん」って流されました。
ちょっとしたことかもしれないですけど。
あ！この人は勉強頑張っても褒めてくれないんだ！
となり
勉強しなくなったのを覚えています。
それで成績が下がれば
勉強なんて嫌になる。
問題解いてもなに聞かれてるかわからないから
面白くないし。
課題なんてそんなペースでしているから永遠と終らない.
だって考えてもわからないから。
でも、課題もそれで出すと
やってないって今度は先生に怒られる。
こっちとしては、やったことはやった。
でもわからないから白紙なのであって
何もしないで提出したわけじゃない。
考えてわからないからそのまま出したのに・・・
だから、答えを写すようになりました。
でも結局それをすると
また職員室に呼び出される。
「お前、答えを写しただろ！」
「そんなことして、お前のためになると思ってんのか？」
って言われてました。
どっちにしても怒られるんだなと。
何のために勉強してるんだろうって
思ったことがあります。
だから、「勉強」って本当に必要ありますか？
っていうその子気持ちはすごくわかる。
ぶっちゃけ、学校で習ったことが
日常生活で使うかというと
おそらくほとんどは使わないと思う。
関数とか日常生活で使ったことないし。
古文とかも使ったことないし・・・。
でも、やるのには意味があると思う
でも、それはいい点数取るためじゃない
勉強して大学出ても
こうやって自殺を考える人もいる
自己破産もした
生きるので疲れて
毎日「死にたいな」ってなることもある。
だから、いい点数取って、いい大学出たから
人生が幸せになるっていうのは
「イコール」ではないと思う
でね
いろいろ考えた。
何で勉強してるんだろうって・・・。
あくまで私の意見ですが。
何のために勉強するのか。
国語：相手の本当に言いたいことを理解して、気持ちをくんであげられるように
そして、相手を励ます言葉を探し出してこれるように
数学：社会に出てからきちんとお金の管理ができるように
社会：過去の人たちがした命がけの失敗を安全に経験するために
理科：自分たちの知らない世界があることを知るために
英語：もっとたくさんの人と繋がりを持つために
私の中ではそれが勉強する意味だと思う。
それが点数なんてつけ始めたから
いつの間にか人と人が比べ始めるようになってしまって。
点数が悪いと
「お前は勉強してない」
「もっと勉強しろ」
と言われる
いつの間にか自分が
「出来損ない」のように思えてくる。
ホントは学問ってそういうものではないと思う。
それは苦しいよね。
そんなもん「自分ができない世界」に
居たくなんてないから
学校も行かなくなるよね・・・。
でも・・・。
人と比べることじゃなく
社会に出た時に自分は何が得意で
自分にはどんなことができるのかを
考えるものだと思う。
相手の言いたいことをきちんとくみ取ってあげて
相手の気持ちに寄り添ってあげる
それが一番大事だと思う。
だから、勉強って大事なんじゃないかなと思ってます！
辛くなったら話しに来てください
苦しくなったらメッセージください
話しましょう！
自殺者0を目指して！！