薬物依存症 | 辛いときには話してほしい

辛いときには話してほしい

20代で2回の自殺未遂
それでも人に話すことで楽になり
生かされてきました

自分も少しでも誰かのためになれば
なった人だからわかる苦しみ
つらいときは人に話しましょう
そんな空間になれば

少しタイムリーな話題なので

自分の薬物に対する考えとお話を少し書きたいなと

 

 

大麻所持で逮捕された

伊勢谷友介さん

 

 

あくまで個人的な話なので

意見が違う人もいるともいますので

悪しからず・・・。

 

 

世間的には、使用した人への非難は避けられないと思う

 

まぁ、それは法律で禁じられていることをしてしまったので

致し方ない。

 

そしてそのたびに聞く話がある

「なんでやっちゃったんだろうね」

「あんなに幸せそうだったのに」

 

自分の中で一つだけ思い当たる節がある

「孤独」だったという事

 

たぶん誰にも話せずに、孤独だったのではないかと思う

 

別に「伊勢谷さん」を擁護するわけではないが

薬物使用者の大半の方が

話す事がある

 

 

「使っていけないのは知っていた」

「最初の一回だけのつもりだった」

「気づいたらやめられなくなっていた」

 

 

 

日本には「DARK」という薬物依存の方のための

更生施設があるのをご存じでしょうか?

 

 

私は、知り合いに薬物関係の仕事をしていた人がおり

つないでもらい、使用者の方に話を聞いたことがある

 

今現在でも現場にフラッシュバックで眠れずに

来る人がいる。

 

そこで行われている更生プログラムも

基本的に人と話すことがほとんどの時間を占めている

「ミーティング」「グループワーク」「協会などで牧師さんと話す」

など

 

 

 

自分が本当に追い込まれて

「死にたい」と思っていた時に

それを差し出されていたら

やっていたんではないかと思う。

 

 

どうせ死ぬ人生なら

みんな困らせるように

やってやろうかな!

 

みたいな感覚だったと思う

一時期考えたこともあった・・・。

 

今思い返せば・・・

自分が薬物をやっていないのは

おそらくその時たまたま

薬物が寄ってこなかっただけ。

 

 

多分そのくらいの理由しかないと思う

 

今現在はそんな気持ちはまったっくありませんが!

 

 

 

「薬物依存症」も「自死される人と同じ」

「孤独の病」だと思っている

 

自分がお話を聞いた限り

誰一人として

「薬物は使ってはいけない」

という事を理解していない人はいなかった

 

 

 

理由は様々

「やってはいけないのは知っていた、いじめが原因で薬物をやったら仲間に入れてくれるといわれてやってしまった」

「高校に入った時に周りになじめなかった」

「職場で無視を繰り返されて、薬物をやってしまった。その人だけが私の話をきちんと聞いてくれた」

 

 

 

基本的にみんなそんな理由。

 

それを聞いて

そんなことで?と思える人もいれば

 

わたしみたいに・・・。

それは周りに相談できないよね。

となる人もいる

 

たぶん誰にも相談できない何かがあって

「孤独」だったんじゃないかと思う

辛かったんじゃないかと思う

 

「薬物依存」のニュースを見るたびに

「繋がりを作れなかったんだなと思う」

 

 

繋がりがなっかたせいで

自分を支えてくれる存在が

「人」ではなく「薬」になってしまったんじゃないかと思っている

 

自分もそうだったが

追い込まれて自暴自棄になると

「薬物すら正当化できるようになる」

 

 

この時点で自分がおかしいと気付くべきだけど

本人にこれは気づけない

 

 

鬱の時は「死にたい」「消えたい」がいっぱいのときは

自分が鬱だとは思っていない

 

きっとそんなときに「薬物」近寄ってくれば

使用してはいけないという

正常な判断だって難しいと思う

 

 

使用者にお話を聞いたときも

ほとんどの人が

「さみしかった」「悩んでいた」「辛かった」

そんな意見ばっかりでした。

 

 

あくまで自分の中で

導き出した結論です。

 

きっと「孤独」だったんだと思う。

人に話せなかったんだと思う。

解決の仕方がわからなかったんだと思う

 

きっと、自分の「心」を守るために

使ってしまった人が大半なのではないかと思う。

 

だから、使ってしまったことは悪いことではあるが

そういう人の話を聞くたびに思うこともある・・・。

 

 

きっと使わせてしまったのも

自分たちだと。

 

 

でも、彼らが戻ってきたときに

彼らを非難してしまえば

きっと「薬物依存者」の人たちは

また「孤独」で「薬物」に戻ってしまう。

 

 

だからきっと、「受け入れる=許す」社会が必要なんだと思う

 

「薬物依存者」の人たちだけでなく

「発達障害」

「精神疾患」

などなど

 

 

人だからきっと

「許す」って難しいことだと思う

「許せないこと」もあるとは思う

 

でもそれで、跳ねのけてしまったら

それは彼らを「依存者」の道へ

送り返してしまうことになると思う

 

 

だからこそ今少しでも辛くて

頭に「死」「薬物」などがよぎっている人は

気軽に話しに来てほしいなと思う。

 

 

自殺者0を目指して!!