ある日、あんずさんが「佐藤ママの子育てセミナー」というチラシを持って帰ってきた。


そのチラシが配られた時、誰かが言った。


同級生A:これ、佐藤のお母さん?


同級生B:え?佐藤さんのママなの?


佐藤さん:え?


その日の帰り道、あんずさんは友だちと「佐藤さんのお母さんすごいねー」と話しながら帰ってきたらしい。笑


みんな本気で佐藤さんのママだと思っていたわけじゃなく、ひとつの笑い話として楽しんでいたようだけど、中には本気で佐藤さんのママだと思ってる子もいそうなややこしい話だなと母も笑った。



本物の?佐藤ママ



つい最近まで3人の子どもをかと思ってたら4人だったと知って、4人も産んだんだ!とまずはそっちに驚いてしまった。


母も佐藤ママの本は読んだことがあるが、バイタリティおばけだなと思った。あと愛情の量が多いのかなと。子どもたちもそんなママについていけたんだから凄いとしか言いようがない。


ここまでやらなきゃいけないとしたら私には無理だなと早々に傍観者?一視聴者?に転じた。

東大、一度は憧れるよな。

うちの可愛い子が東大生なんて憧れる憧れる。



東大理Ⅲ



母には東大卒の知人がちらほらいるが、やはり東大でも理系の人は頭がよく仕事ができるといった印象だ。文系の人は仕事力怪しい人がちらほらいる。笑←あくまで母統計


詳しくは聞いたことがないけど、中でも灘高→東大理Ⅲでどうやらトップ層だった人は、なんていうか全てにおいて桁違いかもしれない。


「苦手」な英語でも98点とか、マンガばかり読んでてしょっちゅう母親に「勉強しなさい!」て言われてたとか。


よく聞く「勉強しろって言われたことない東大生」とか「言ったことない東大生の親」とはどうも事情が違う。


数学満点しかとったことないとかあり得るの?


その人はスポーツも何でもできたし、大学生の時は処世術を学ぶためによくナンパもしたと言っていたし、美味しいお店には詳しいし、最新情報にも詳しいし、マンガからラノベから情報誌から専門書まで読むし、コミュニケーション力もおばけだったし、そして何より合理的で優しかった。


傲慢なところなんて微塵もなし。

そうだそうだ。私の知る東大生はみな賢い前に優しい人ばかりだった。賢いから優しいのかもしれない。大らかで人を見下す態度をとる人は一人もいなかったし、気さくだ。


その東大理Ⅲの人がある日、卒業試験があると言って10cmはありそうな分厚い医学書を7冊くらい積み上げて勉強していたことがあった。


そのページを捲るスピードが尋常じゃなかった。


IQ187のDr.スペンサー・リード(クリミナルマインドというドラマの登場人物)の速読を地でいく人がいるんだ!という驚きで思わず「それ読めてるんですか?」と聞いてしまった若かりし頃の私。


当然読めていて理解もしていてもの凄い勢いで分厚い医学書を片付けていっていた。当然?卒業試験は受かっていた。でも周りの人は「こんな一夜漬けの医者にはかかりたくない笑」と言っていて私も同感だった。笑


医学部や医学部卒ってだけでもすごいのに、その人にはそれさえも片手間で特別なことじゃなかったってことが凄いなと。


いや〜すごい。