実践が楽しい英会話講師
はたのひろみです
今でも忘れられない結婚式がひとつある
しかもその結婚式は
2人が出会ったオーストラリアにて
よく知る日本人の友人同士
私はその結婚式の
アレンジと進行役を頼まれた
当時フリーペーパーの取材を受けた
打ち合わせのため1週間前に渡豪
式場の下見だと連れて行かれたのは
スワン川とパースを背景にした
ただっ広い公園？広場？だった
ここで結婚式をあげたいの！
この木の周辺で！
は？
呆然とする私
全くイメージが湧かない
だってこの広場には区切りが一切ない！
新婦が言うには
市役所に確認したところ
公園は公共の場だから
人が自由に来るのを禁止できない
それでもいいなら
公園で結婚式してもいいそう
結婚式の式場作りの会社も予約したから
あとはよろしくねと
しかもその会社の人と会うのは
本番当日ですよー
オーストラリア人のおおらかさを
過去の仕事で思い知らされてる私は
本当に時間通りに来るのか
ヒヤヒヤしつつ待つ
ドレスアップした姿で
広場の真ん中でたたずむ女ひとり
どう考えてもこの状況変でしょー
結果、
ちゃんと時間通りに来てくれたけどね！
オーストラリア人は慣れてるのかな
一緒に黙々と決めてどんどんセットしてく
この木の周辺で、のリクエスト通り
ゲストが日陰にいられるように
椅子の配置を決めたり
新郎新婦が写真を撮られることを想定した
立ち位置や入場の角度で
バージンロードを作り
風が強いのでバラの花は直前に巻くことに
時間近くになると
日本からの出席者がぞろぞろと
その中でも
日本の結婚式をイメージしてる人たちが
式場に気づかず、どんどん通り過ぎてく
特に親世代の親戚たち
タキシードをしっかり着て
颯爽と
去っていく
『あのー、式場はどちらでしょうか？』
『こちらです』
『えっ？』
のやりとりを何度したことか
あれもこれもオリジナル
はっきり言って
関わらせてもらった私も
招待されたゲストたちも
めちゃくちゃ刺激的で
心に残ったはず
結婚式は結婚式場で
って誰が決めたん？
2人のためのものなんやから
どこでもいいはず
要は幸せな2人を
みんなで祝福する
楽しい時間になればいいよね
いつの間にか気を抜くと
常識とか型にはまって生きてしまう
自分に気づく
海外で暮らすと
発想や考えが現地人に影響されて
かなり自由になります
こういうところ
私は大好きです
なんでもありなんやなぁと
自分の人生を生きやすくなるから
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