変形性股関節症の方

先日お客さんで股関節症の方が続いたため
投稿しております

変形性股関節症
加齢により股関節の隙間が少なくなり
痛みを引き起こす病気と言われます

同じ箇所でいえば、股関節唇損傷など
関節のクッションの損傷などもありますが

最初の症状として立ち上がりにくかったり、
安静時に股関節の違和感を感じること
段々進行すると
体重を乗せると痛いという症状になり
人工股関節に変える
という選択肢が出てきます

原因はなんでしょうか?

やはり体重の乗せ方が
うまくいってない方が多いですね💦

ここで問題なのは
自覚出来てない
「使えてない箇所がある」
ということです

股関節なんて勝手に体重乗ってるでしょ
…確かにそうなんですが
そうではないんです

前の投稿でもありましたが
骨を使う
つまり力を抜いて最小限の力で
コントロール出来ているかです

思ったより力を入れすぎている方が多い💦
無意識にですが

そして可動域を使いこなしているか
動いてる範囲=体重を乗せれる
ではないんです

症状が強くなった人は
この体重を乗せれる範囲が少ないです

まとめると
体重を乗せる時に最小限の力で
動きをコントロール出来ているか
ということになります

◯今回の方
股関節の痛みが強く
(体重を乗せた時に、左股関節の外側の痛み)
整形にいくと、手術をした方がいい
と言われた方です

動きを見てみると
右の股関節も動きが少なく
左右ともに可動域が少なくなっていました

使える範囲が少ないので体重を乗せるときは
腰も反ってなんとか頑張って支えている
という感じですね
もちろんご本人はそんな意識ありません💦

足を後ろに出す動きもちろんですが
内側外側に倒す動きも少ない
ここがコントロール出来るように
施術させて頂きました

施術後は可動域も広がり
足で踏めるようになったため
安定感が↑となってます

◯コントロールとは
ストレッチなどで可動域を広げても
使いこなせてないと意味がないのです
もっといえば
ご自分で認識して動かす感覚がないと
コントロールできません!

施術はゆっくり動かすだけですが
コントロール出来るように
脳の神経回路に働きかけています

このコントロールを促しいくやり方は
フェルデンクライスメソッドの特徴
とも言えると思います!

◯試しに…
寝た状態で、膝を立てて
左右に倒してみてください
内腿の力を抜いてゆっくりと倒せますか?
今まで来られた方は
足の裏外側で踏んでいる感じが
あるでしょうか?
ない人は力入れすぎてますよ😅

股関節は影響が大きい所です
体重をしっかり乗せる所でもありますので
ぜひ使いこなせるようになってください!
読んで頂きありがとうございました!