今年も行ってきました。益子の川田師匠宅。


↑一緒に行ったマリリンから頂きました。

 庭仕事の真髄だの庭仕事は、人生だのと、このところ耳にする私は「庭仕事は、植物との対話を楽しむもの」だと思う。
もちろん、師匠の庭は、バラを育ててみようと、やる気を起こさせる庭ではあるけれど、バラや下草をどのようにしてあげればべっぴんになるか。どこに置いてあげれば元気になるかと、対話してるのではないだろうかと思うのだ。

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「ここで咲いてみるかい?」
「今年も沢山咲いてくれてありがとう」
「ここでは元気が出ないかい?引っ越してみるか?」
などと、庭に出て話してる気がしてならない。
沢山話しかけて、話しかけられて作ってる感じなんだなぁ。
「美しい」「素晴らしい」なんて、ありきたりじゃないんだなぁ。
オープンガーデンの最中、バラたちの声が聞こえて来るようだもの。
「みんなが見に来てくれる、会いに来てくれるから、一生懸命咲くわよ。見てみて」
「この時に、命を掛けて咲いてみせましょ、当代一の美しさで‼」と啖呵を切ってるかも知れない(笑)

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2回目に訪問した日は、小雨だった。
『えっ⁉雨だから何?お父さんが丹精込めて育ててくれてるんだもの、私たちだって頑張って咲くわよ』と言ってるかのように雨の中でも咲いていた。

沢山の愛情を込めて育てるバラ。
仕事ではなく、楽しみながら育てるバラ。
だから、生き生きしてるのだろうな。


こんなに、立派な庭には先が長いだろうけど、楽しみながら、失敗しても学びながら造っていきたいと思う。それが牛歩どころか、でんでん虫の歩みなんだけど(笑)

そうそう、Googleでローズガーデンと検索すると出て来るんですよ。驚いちゃった。