「熱はないんだけど、血液酸素が低いんだよ。
隣町の集団接種会場でワクチン接種したら、異物混入。自分は持病もあるから心配で、
厚生労働省に問い合わせたら、平日の9時から夕方の5時に連絡下さいだと。
保健所は、何十回掛けても繋がらない。
死んでしまえと言ってるか‼️」
と電話。


話を良く聞くと、持病があって体調不良だ。また、異物混入の予防接種のその後も心配だから診察希望とのこと。
ちゃんと話せや、分からんがな‼️

まず、茨城の人は『水戸っぽ』と言われる性格の中にもあるように、私を含め気が短い。
だから、ついつい強い口調に出るようだが、言われる側は怒鳴られながらの何を言いたいのか分からない状況は、非常に辛いもんだ😞💨


この不安な毎日、持病を持っている人は辛いと思う。心配で心配で仕方ないのは、分かる。
異物混入の予防接種も音沙汰なしでは、またもや不安😢
問い合わせしても通り一辺倒だったら怒るのも分からないでもない。



1つ1つ聞き出すと、大分落ち着きはじめ、当直医も診察🆗のサインを出してくれたので
「先生が診察しましょうってお返事だよ。病院に来るまで30分って言ってたけど、多少のズレはいいから、とにかく安全運転で来て下さいね」
と伝えると
「本当に診てくれるのけ?
先生、診てくれるって言ってたけ?」

「大丈夫だよ。先生は隣にいるから、ちゃんと確認したから。
先生がウソついたら、おばちゃんがブレーンバスター掛けてやるから、心配しないで来てね」

「分かった‼️行くからよ、待っててくれや」

「はいよ。じゃあ、気を付けてね。保険証と診察券持って来んの忘れないでよね」

こんな不安な時には、標準語は冷たく感じられると思い、茨城弁で対応している。
普通の人さえ不安なのに、不安になる条件が次々と重なれば、心の置き場はなくなるもんだ。
けどなぁ、あたしゃ心のメンテナンス屋じゃないんだよなぁ…

この先の見えないコロナとの背中合わせ。
こんな態度ならまだいいが、もっと気持ちは傷付き不安になって、強く出られないものに自分の思いの丈をぶつけるようになるのではないだろうかと懸念される。


一生懸命何を言いたいのか聞き取り、なだめすかして落ち着かせて…って、私達の仕事なのかなぁ?
どこかが不安になる要因を取り除けば、こんなことも生じないだろう。
先日の都内のクリニックの「お金返せ事件」もしかりだ。

コロナ、コロナと一年以上も騒いでいて、進歩してるのかなぁ?
雁首並べて、「どうしよう」の輪唱でもしてるのかなぁ?



まさかまさか‼️
星が沢山ある国辺りから日本国民、大量暗殺計画?を指示されてる?

なんて不安に襲われないように、とっとと動けや、税金で収入を得ている人たちよ。
このままにしてたら、非常識がまかり通る世の中になるぞ‼️
日本国を狂わせないためにも、はよう対応策を考えて、実行に移せや。




「さっきは、怒鳴って悪かったけな。お詫びにコーヒー持ってきたから、飲んでくれや」

「わぁ、ありがとう。今夜は遠慮しないで頂きます。
◯◯さん、死ぬときはおばちゃんに百億円くらい持ってきてからにしてや。それが出来なきゃ、お迎えが来るまで待っててよ。みんな、順番にお迎えが来るんだから、そう急ぎなさんなや。
あれっ⁉️コーヒー、もう一袋あるの?」

「いやよう、先生にも悪いから持って来たんだよ。で、看護師さんにやらねぇ訳にいかねぇからよぉ、その分もあんだ」

「そっかぁ。先生も看護師さんも喜ぶわ。じゃあ、急患室に行くべよ」

みんな、大なり小なり不安なんだよ。
それを取り除けることが出来るなら、さっさと取り除いてあげればいいのに…
やがて、荒んでくるだろう世の中に明るい光が射し込むことを願うばかりだ。