どうもこんにちわ!
長らくブロブを放置していましたが、少しづつ考えがまとまってきたので、この際ここに書き留めておくことにしました!
長くなってごめんよ!
フロイトはうつ病の原因について、大きく分けて二つあるといっています。
一つは将来への不安、一つは過去への後悔です。厳密にこの二つを分けることができるかはさておき、私の場合この二つは当てはまっています。
あまり詳しくはいいませんが、大学一年生の終わり、私のとても大事だった人がなくなりました。自死でした。中学生の頃からとても良くしてもらっており、憧れでした。本を本格的に読むようになったのもこの人の影響でした。諸々の事情により、この人と絶縁した後立った為、自分勝手な話ですが、強烈な罪悪感や自己嫌悪を抱えながらその後一年間大学に通いました。通わないわけにはいきませんでした。それなりに希望を抱いて入学し、唯木な学校生活を送れていましたし、なにより両親のお金によって通わせてもらっているからです。それでも、辛いものは辛く、いつも「自分なんかが日々シアワセに過ごしてよいのだろうか」と感じて、通学途中に電車の中で泣きそうになることも暫しありました。今でも、そう感じないわけではなりません。これが過去への後悔です。
一年後、私は大学に通えなくなりました。ある朝、ふと眼覚めると「ダメだ」と感じたのです。身体が思うように動かなくなり、通学の電車を思い浮かべるだけで胸が内から刺されるような痛みに襲われました。
無気力になり、そして、今後どうするのかどう出来るのかと、将来への不安にさいなまれる日々が続き、ついにうつ病と診断されました。
坂口安吾も21歳の時に神経衰弱で悩まされていたそうです。彼は宗教に帰依し悟りに救いを求めて毎日四時間睡眠を実践していましたが、その無理がたたり、まともに思考することが困難になったといいます。
私と安吾とでは、うつ病へのプロセスは全く異なりますが、それでもどうしようもない自ら状況に追い込み、将来への不安によってうつ病に至ったという点では、類似しているといってもよいのではないでしょうか。
彼がどうやって神経衰弱を克服したかというと、「没頭」することによって打ち勝ちました。具体的にはサンスクリット語やパーリ語など語学の勉強に一心不乱に取り組みました。通常の精神状態ではないので「十分の一以下」の効率であったと本人は書いていますが、起きている間は眠くなるまで辞書を捲り続けたそうです。安吾らしい苛烈なエピソードですね。
私はそんなに強くなく、またそんなに無理をするのもどうかと思うので、一日に必ず本を読むようにしました。
その中で、出会ったのがアドラーの心理学です。これに、一番心が救われました。フロイトと同じく心理学者のアドラーですが、彼の心理学は実践的であることに大きな特徴があります。平たく言えば、フロイトの心理学は学術書で、アドラーのはハウツー本です。
これによって、何か明確な原因を求めるのではなく、どのような目的で心身がうつ病になっているのかを考えるようになりました。つまりうつ病の状態は何から自分を守ろうとしているのかということです。私の場合は、やはり自死することからかもしれません。
これはうつ病に限った話ではないのですが、「論語」の中で孔子は未来・人間の本質など、考えてもわからないことは語らなかった、と言います。目の前の事・やるべきことに没頭しなさいということですが、これも同じく心を軽くしてくれました。あの人の自死の原因はついぞワカラナイ。だからこそ、私は私の人生をより良いものにしなければと思うことができました。