我が家のネコは、ボスには懐かない。
毎日3回の餌を与えるのはボスであるにもかかわらず、未だに懐かない。
ボスが居ると、どんなにリラックスしていても、眼だけはボスに向いている。
ボスが遊ぼうとして手を伸ばせば、必ずネコパンチの嵐だ。終いには『フーッと』威嚇行動となる。可哀相なボス…。
こんな恩を仇で返すネコが、唯一ボスに甘えるのがランチタイムだ。
何故…ランチタイムはいいのか…。
いつも餌を用意しているときは、遠くからじーっとボスを観察し、ボスがその場を離れてから餌を食べる。
しかし、ランチタイムは別だ。
帰って来るなり、すり寄りおねだりタイムだ。
ボスにとっては、僅かな至福の時間である。
どんなに尽くしても懐かないネコが、唯一懐く瞬間。それは、ランチタイムの数分のみ。
だが、餌をあげた瞬間!?
手のひらを返したように近付かなくなる…ドンマイ、ボス…。
このネコは、ボスが生まれて初めて飼ったネコだ。
口では可愛くないと言いながら、一番可愛がっているのもボスだ。
そんなボスの気も知らないで、今日も可愛く甘えた次の瞬間には、ダッシュで逃げて行く。
この不可解な行動は、ボスに対する、ビビり猫の精一杯の感謝なのだろうか?