5月18日(土)、鶴見岳に登りました。
コース:
御嶽権現社駐車場―120分→鶴見岳―15分→貞観台―25分→西ノ窪分岐―25分→南平台―20分→南登山道合流―20分→一気登山道合流―30分→御嶽権現社駐車場
九州各地の山で、ミヤマキリシマが開花しているようです。彩り豊かな報告を見るとワクワクします。地元大分県の鶴見岳はどんな具合かなと思い、開花の偵察と体力作りを兼ねて登ってきました。
御嶽権現社登山口の駐車場には、10台以上車が停まっていました。賑やかな山になりそうです。
火男火売(ほのおほのめ)神社にお詣りして、神社の左奥から登ります。
南登山口分岐です。往路は一気登山道を登り、復路は南登山道を周回してここに合流します。
鎖場もあります。
山頂近くの分岐です。どちらを通っても山頂に着きます。ロープウェイ客の少ない左ルートに進みます。
登山道横にポツポツとミヤマキリシマが咲いています。
眺望が開けました。
ロープウェイ駅と高崎山も見えます。
恵比寿天広場に出ました。ロープウェイ駅からの舗装路と合流します。観光客の方が多くおられました。ご婦人に「下から歩いて登ってきたのですか!」と驚かれました。
山頂直下のミヤマキリシマは蕾が多いです。
あと一週間ぐらいで見頃でしょうね。
鶴見岳山頂です。
賑やかなので、長居せずにロープウェイ駅とは反対方向に下ります。
細い急下り道の脇に、ミヤマキリシマが咲いています。
平らな小径に出ました。貞観台(じょうかんだい)です。
ミヤマキリシマを眺めながら、静かな貞観台で昼ご飯を食べます。
ミヤマキリシマの向こうに由布岳が見えます。ここも満開まではもう少しかな。
ゆっくり休憩した後、鞍ヶ戸の方向に下ります。
由布岳(左)と鞍ヶ戸(右)がぐんぐん近付いてくる感じが好きです。つい並べて写真を撮りたくなります。
馬ヶ背分岐に着きました。三叉路を下ります。
西ノ窪分岐です。南平台(なんぺいだい)の方向に進みます。
南平台への登り口です。
少し登りが急になりますが、気持ちの良い森歩きです。
明るい場所に出ました。日当たりのよい場所は、ミヤマキリシマがたくさん自生しています。
ここはよく咲いていますね。
南平台に着きました。小高い丘のような場所です。
正面に由布岳!
一見穏やかな場所ですが、よく見ると黒焦げた木が所々見られます。今年2月に、原因不明の山火事があり、4180㎡が焼けたとのことで、ミヤマキリシマも犠牲になったようです。
焼けたミヤマキリシマ‥。
茅が繁っていたところが草原になっていました。鶴見岳が見えます。
ミヤマキリシマ越しの由布岳です。南平台は鶴見岳と由布岳に挟まれた場所にあります。
遠くに久住連山も見えます。
景色を堪能して下山します。
南登山道と合流しました。
「踊石」です。地震がくると踊り出すそうですよ。
往路の一気登山道と合流しました。あとは神社まで下っていきました。
5月22日のローカルニュースで、鶴見岳のミヤマキリシマが見頃を迎えたと放送していました。月末まで大丈夫なようです。ロープウェイを使えば、気軽に山頂のミヤマキリシマ群落に出会えますので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います。