11月26日(日)、鶴見岳に登りました。
コース:
御嶽権現社駐車場―110分→鶴見岳―15分→貞観台―15分→馬ノ背分岐―15分→西ノ窪分岐―5分→南平台分岐―20分→南平台―15分→南登山道合流―25分→一気登山道合流―35分→御嶽権現社駐車場
家業(花業!)のヤマジノギクの出荷で、山をしばらく休んでいました。今回は久し振りの山歩きなので、自宅からさほど遠くなく、2時間以内で登れる手軽な山ということで鶴見岳にやって来ました。
鶴見岳は、山頂までロープウェイで行ける山なので、積極的に登りたいとは思っていない山でした。35年前振りに登ります。
「御嶽権現(おたけごんげん)社」駐車場に車を停めてスタートです。10台くらい停まっていました。
神社の参道を登っていきます。
階段を登り切ると「火男火売(ほのおほのめ)神社」の本殿に到着します。駐車場から10分です。神社に参拝して、左にある登山道を登ります。
年に一回「鶴見岳一気登山」という海抜0mから登る催しがあり、このルートは「一気登山道」として大変よく整備されています。
こんなベンチもありました。
標識もたくさんで、ゴールまでの距離や時間が記されています。
「ゴールまで26分」。
急登もあります。
鎖場が二箇所ありました。
あと5分です。
ロープウェイ乗り場との分岐に着きました。
ロープウェイ駅が見えます。多くの人が降りて山頂に向かっています。
きれいな階段とロープウェイ駅からの観光客。
山頂に着きました。予想通り、ロープウェイで登ってきた普段着の人でいっぱいです。登山靴を履いてザックを背負っている自分が恥ずかしくなってきました。
別府の町。
山頂には長居せず、ロープウェイ駅とは反対方向の、NHKテレビ塔の横の道を下ります。向こうに由布岳が見えます。
由布岳の全体が見えてきました。くじゅう側から見ると双耳峰ですが、こちらから見ると、猫耳ではありません。
人気のない静かな道を下ります。結構、傾斜が急です。
平坦な場所に出ました。
「貞観台(じょうかんだい)」という古い標識がありました。明るく気持ちのよい場所です。
落ち葉ふかふかの場所でお昼休憩です。風もなく日差しが暖かです。
さあ、出発です。
目の前に突如現れた険しい山、「鞍ヶ戸」です。
由布岳と並べて見ると、迫力があります。
馬ノ背分岐に着きました。鞍ヶ戸方面は崩落しているので進入禁止です。
左に下って行きます。
広い登山道をゆっくり下ります。
西ノ窪分岐です。真っ直ぐ進むと猪ノ瀬戸です。35年前は猪ノ瀬戸から登ったのですが、よく憶えていません。今回は、左の南登山道の方向に進みます。
回り道をして、南平台(なんぺいだい)に寄ることにします。
南平台が見えました。また登りですね。
南平台に到着!枯れたススキの向こうに鶴見岳が見えます。
先程下ってきた鶴見岳から続く稜線(馬ノ背)です。左のピークが鞍ヶ戸です。
少し南の方向に歩くと、麗しい由布岳の姿が見えました。
南登山道に向けて下ります。ススキが茂っている中から、ここの道にたどり着くのが判りづらく、少々迷走しました。
南登山道と合流しました。
大きな岩、「踊石」です。地震を予知すると踊り出すのだそうです。
下ること20分で、往路の一気登山道と合流しました。
往路を下り、駐車場に帰り着きました。鶴見岳がくっきりきれいでした。
山頂の混雑振りには少しへこみましたが、下りの南登山道では誰にも会わず、静かな山歩きができました。