1月11日(水)、大分市にある霊山(りょうぜん)と飛来山に登りました。
メンバー: 2人( kun otu )
コース:
霊山寺―30分→飛来山―30分→霊山―5分→第一展望台―5分→第二展望台―60分→霊山寺
注)所要時間はコロコロ隊独自のものです。
霊山への登山口は4~5つあるようですが、今回登るのは霊山寺からの最短ルートで、森林セラピーロードになっています。
霊山寺は、千三百年前に建立されたという天台宗のお寺です。立派な山門の前が駐車場になっています。
山門横の舗装道から、登山スタートです。
「しぐるるや しぐるる山へ 歩み入る」 山頭火の句碑があります。
「出会い坂・登山口」の方向に進みます。
コンクリート舗装の「出会い坂」を登ります。
桜の木を植林している広場に出ました。花見の時期には賑わいそうですね。
ここから大分市が一望できます。
標識に従って山道に入ります。ここが正面登山口なのですね。
掃かれたような歩きやすい登山道。よく整備されていて感謝です。
標識も随所にあるので、迷う心配はありません。
木漏れ日の稜線を歩きます。
「飛来山」の標識がありましたので、寄っていきます。
標識から左に入り、2分もしないうちに、飛来山山頂に着きました。樹林の中です。
山頂札の左側に祠がありました。中には石があるだけで、「ご本尊がいらっしゃらないね」と話していたら、後から来られた女性が、石こそがご本尊なのだと教えて下さいました。石が飛んできたから「飛来山」なのだそうです。なるほど。
登山道に戻り、霊山の方に進みます。
眺望が開けますが、ここは9合目です。
霊山山頂に着きました。三角形の山頂碑があります。そういえば、高崎山登山道もセラピーロードで、同じ形の山頂碑だったなぁ。
霊山山頂は、南側の展望が開けています。障子岳の裾野の向こうに見える山は何でしょう。「くじゅうかな、どうかな!?」ということで、kunちゃんが、ベンチに座って静かに微笑む男性に山の名前を聞いてみました。くじゅうだと教えて下さいました。ずっと左に阿蘇の山々も見えました。
このご年配の男性は、霊山のことに実に詳しい方でした。霊山に咲く花々、希少な蝶の話、などなどコロコロ隊二人に教えて下さいました。花の写真を貼ったり、ロープを張って植物を保護したり、といった活動もされており、週に一度、霊山に来られているそうです。「もう(歳だから)他の山には登れません」と言っておられました。いつまでもお元気で霊山を見守っていただきたいです。
山頂で男性と別れ、展望台まで足を伸ばします。
第一展望台です。
広く別府湾が見渡せます。高崎山が見えますね。
第二展望台に向かう途中に、三角点がありました。
第二展望台です。こちらもベンチが置かれてあり、気持ち良く風景を眺められます。
街と海と‥、
松林の向こうに、由布岳、鶴見山が見えました。
第二展望台から来た道を戻り、霊山寺に下山しました。平日でしたが、多くの登山者の方とすれ違いました。霊山は大分市の商業地に近く、気軽に登れて眺望も抜群、地元の人に親しまれている山でした。
年が明けて最初の投稿でした。皆様、新しき佳き年をお迎えのことと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。