5月30日(日)、由布岳に登りました。

由布岳は、豊後富士と呼ばれていますが、それは大分市側から見た形。湯布院側から見ると二つの峰がピンと立っていて、険しいような、それでいてかわいらしいような形です。姿の美しさ、眺望の良さ、アクセスの良さから、大分県民に広く親しまれている山です。今回は、中央登山口(南登山口)から東峰を目指しました。

 

メンバー: 4人(kun   miu   huu   otu)

 

正面登山口―60分→ 合野越―100分→ マタエ―45分→ 由布岳東峰

由布岳東峰―20分→ マタエ―90分→ 合野越―50分→正面登山口

(休憩を含んでいます)

 

正面登山口は駐車スペースに事欠きません。別府方面から県道11号を走ってきて左手側に無料駐車場、右手側(由布岳側)に広い有料駐車場があります。我々は有料駐車場に停めました。牧野組合のおじさんがチケットを持って集金に来ます。1台500円です。

 

登山スタート。由布岳(右)と飯盛ヶ城(左)。草原の中を進みます。

 

樹林帯の陰でひと休み。

 

合野越(ごうやごし)から由布岳方面へ。ここには飯盛ヶ城(いもりがじょう)、西登山口への分かれ道があり、休憩用のベンチもあります。

 

高度が上がると、湯布院の町と久住連山が望めます。左手前の山が飯盛ヶ城です。

 

登山道に、ミヤマキリシマの花が見られるようになってきました。

 

岩がゴロゴロした急な傾斜を登ると、マタエに到着。

 

マタエは、西峰と東峰の分岐点。鎖場のある険しい西峰を避け、東峰を目指します。

 

 

 

斜面にミヤマキリシマのピンクが美しく、由布盆地の眺めも最高なのですが、岩の多い急登で、疲労困憊。

 

ヘトヘトになりながら、由布岳東峰に登頂! 1580mと書いてあります。西峰は、1583.3m、東峰より少し高いようです。

 

360°の素晴らしい展望。鶴見山、別府湾、高崎山が見えます。

 

塚原方面を見ると、国東の山々が望めます。

 

東峰の岩の間から見た西峰です。木が無いところは鎖場!険しそうですね。

 

山頂での景色を満喫して、来た道を下りました。

由布岳には20~30年前に何度か登っており、気軽な山だと思っていたのですが、今回の登山で由布岳を甘く見ていたと反省しました。こんなに険しい山だったとは‥。でも、山の地形が変わるはずもなく、この疲労感は自分自身の身体能力低下だと痛感。筋力アップと減量を心に誓いました。


今回の山が追悼登山だというメンバーがいました。彼女にとっては、体の不調に耐えながらのつらい登山でしたが、山頂での笑顔はこの日の天気のように晴れやかでした。山はパワーの源だと改めて感じました。

 

さあ、次はどの山に行きましょうかねぇ。