私の居る地域の有害実態 | 黄泉の国からやってきた獣魚人 聖海熊一郎

私の居る地域の有害実態

有害鳥獣駆除は地域差が凄く差があります。私の地域の実態を紹介します。


あくまで私の感じ方で、人によっては全く逆に感じてる方もいるかも知れません。話半分くらいに読んで下さい。


まず有害鳥獣駆除は駆除が目的ではありません。被害の防止対策としての一手段です。


被害は

森林被害 植林した苗木の新芽を食われたりします。木の皮までは私の地域ではありません。


農業被害 収穫前の稲、芋、筍なんかを食われたりします。


その他 池や田んぼの土手を壊したり、車と衝突したりします。犬がアライグマにやられたり屋根裏に住み着いたりします。


被害があって対策があります。森林被害はあるが木の運用が今は少なく放置なんで今は話題にはあがりにくいです。農業被害がメインになります。


農業被害の対策、田畑を柵で囲んで下さい、、、市の方針です。かつて補助があり効果が当然ありました。10年くらい前になりますかな?今は柵が倒木で壊れたり、草刈りしにくいのでブッシュになったりして効果が減ってます。


農業被害の対策のもう一つは獣の駆除になります。市は被害のある農家に罠を貸して自衛を勧めます。狩猟免許取得援助金をだしたり、猟具援助金もあります。農家はそこまで出来ないから罠に掛かれば市の職員が処置しに行きます。その委託が有害鳥獣駆除員です。


有害鳥獣駆除員は狩猟免許を持った人であるが、ひとりひとりを契約すると大変なんで地域の猟友会支部と契約して猟友会支部が推薦した人で講習を受けた人に許可が降りてます。


カワウ被害なんかものすごいですが、何故か駆除はあまりされません。違和感がありますが過去の経緯があるんでしょう。


鉄砲部隊、たまに必要な時があります。急な必要性の為の要員確保の為に雇ってるんじゃないでしょうか?たまにゴルフ場に入ってるイノシシやシカの駆除依頼があるらしいです。


これが有害ね必要性。市民視線での有害です。


では狩猟者からみた有害とは?

好きな狩猟をして小遣いをくれる良い仕組み。また制限があるが一年中猟ができる。狩猟シーズンフライングできる良い仕組み。地主さんが殆どするなら処理くらいならやってもいいよ!くらいのもんです。




有害が成立するケース

⚫︎集落に有害猟師が1人。2人居る。ケース1

地主さんが罠の餌やりなど世話はするが、掛かった時だけ処理をする。見回り負担も無いしガソリン代も捕獲してから発生だから成り立つ。

⚫︎三つくらいの集落にまとめて1人が居る。ケース2

他人任せの苦情だけ言う地主さんだが、ある程度猟場が広いと見回りのガソリン代や餌代も効率が良ければ成り立つ。しかし奉仕心がないと出来ない小遣い稼ぎくらい。私レベル。

⚫︎広い範囲で猟場を持ち、沢山捕獲する必要がある。ケース3

捕獲した獲物を肉として活用して報奨金+2次収入で成り立つ。地域で補助がないと凄く難しい。



ケース1は遊びの延長

ケース2は小遣い稼ぎ

ケース3は副業レベル


成り立つとのことばは生活できるじゃなくて、収支で赤字黒字の話。


黒字でやっていくには、やり過ぎない事。投資、必要時間と収入で出るものを減らすか、入る方を増やすかが大事な見極め。


そんな程度の市場です。





私の解体は水のある山です。笑