6月は5日から禁漁となった

釣期間は4日間

遊漁割り当て漁獲制限が少ない事を最近マグロを始めた人達が

こんなに増えてるのに国の無策の為だと

愚痴る記事を見かけるが

国際的な漁獲制限がある以上

地球規模で大幅に資源が復活しない限り

今後厳しくなる事はあっても変わる事は無いと推測する

増えていると主張するのは

ここ3~4年

地先にマグロが現れ始めた地域に限定してである

巻き網全盛期の漁獲はケタ違いであるし

その頃の

九州7里曽根や山口8里曽根では

今では考えられない程にマグロは飛んでいたが

その時期

山陰沿岸、鳥取、兵庫、京都の地先で見る事は稀であった

 

国に漁獲が決められたら国民は従うしかない

決められた中で長く楽しみ営業して儲けたければ

全船がリリースすれば良いだけである

簡単な話だが現状は早い者勝ちだ

結果的に富山や飛島に明日からマグロが湧いても

その地方の利益は0である

 

4日間営業できて

マグロをキープ出来た人は

心から有難いと考えるべきである


いっそのこと

遊漁船・レジャー船は

ライセンス許可制度にして1船の年間採捕量を決め

到達した時点で禁漁にすれば

キープしたい人はキープさせてもらえる船を渡り歩けばいいし

リリースする船はずっと営業出来る

不公平は無くなる

回遊ルート各地方で年間を通し営業できるし

皆がビックゲームを楽しめる

業界は釣り具も売れて万々歳である

 

最後に

ルールを守ってキープしていることに

意見しているわけではない事を理解いただきたい

しかし

安全上の法律を守らない船が存在する事も事実である

(航行区域を逸脱している船)

遊漁船で沖合20マイル以上出れる船は

JG近海船だけであるし

Eパブか衛星電話か国際VHFが無ければ

※AISがあれば帰港しないことを心配した連絡責任者が

船舶の位置を確認する事が出来るが沈没していたら信号は消える※

万が一のトラブル時にリアルタイムに

救助は呼べないので運が良くて数日間漂流

最悪は、さよならである

 

たとえ航行区域を守っていても

連絡手段が携帯のみでは

20マイル沖合は電波が無いので危険である

4月1日から法律でHPに

船舶の航行区域や装備品を公開する事が決められている

見る事が出来なければ

予約時船長にAIS・Eパブ・衛星電話・国際VHF

いずれかを装備しているか確認する事をお勧めする

 

連絡手段が無い海域にお客様をご案内している

船長はプロではありおません

何故法廷備品が厳しくなる法律が検討されているのか?

危機意識0、命を預かる責任感0

全く理解していない素人キャプテンに命を預けるのは

自殺行為である

遊漁船登録があれば全船がプロという訳で無いと理解して

利用者様には慎重に船を選んでいただきたい

安全意識の高い船を選ぶことが危機管理である

 私は

 Eパブ装備が無ければ怖くて沖合20マイルも出たく無い