【注意】中期中絶について
書いています。
不快に思ったり反対だったりする方は
読まない方が良いです。


昨晩は寝れないかなと思っていたけど
案外、眠りにはつけました。
それでもいつもより早く目が覚め、
早く起きすぎてもツラいことが待ってるだけ
と思い、なんとか寝よう寝ようとしていました。

あと何回、ラミナリアをいれるんだろう?
痛い思いをするのだろう?
そればかり考えていました。

中絶を決断したことへの迷いは
全くありませんでした。
むしろ残酷にも
早く全て終わってほしい
長いモヤモヤの悩んだ日々から解放されたい。
ふりだしに戻りたい、
そう思っていたのです。


何時に呼ばれるのかもわからず
ただひとり病室で待つ時間。
長いようにも短いようにも感じました。
生殺しのような時間が流れ、
すでにお昼ご飯の時間に。
こんなときでもお腹は空いてしまっていました。

どうせここまできたら検診は夕方かな
と思っているところに
ふいうちでのナースコールでした。


・PM12:40、2回目ラミナリア挿入
例のオレンジの椅子。
できれば今すぐ逃げたしたい気持ちで
座りました。
前回くらいならなんとか耐えられる
そう思っていました。

しかし、
器具の挿入は
前回より3倍くらい痛く、、
ぐぐぐっと全身に力をいれないと
耐えられない程でした。
「うぅぅ。。」つい声が出ました。
お尻が上がってしまい、
「上げないで、終わらないよ」
と強めに叱られてしまう程でした。

そして、昨日いれたラミナリアをスポンと
抜く感覚。
これが何ともいえない奥のほうの強めの痛み、
という感じでした。
無理!!!!もう無理!!!!
そう思っていました。
そして、
「次。次。次。」と昨日と同じように挿入。
看護師さんは
「3.4.5.6....」と数えていました。
私も心の中で数えていました。
その間、全体の痛みは続いていました。
あとでわかったのですが、
25本くらいは入れたみたいでした。

10分程で、やっと終わりました。
長かった。昨日と同じくらいでしたが
私には長く感じ、拷問に近い
ツラすぎる時間でした。
そして、すぐに、
これを抜くときもっと痛いにちがいないと
先のことを考えて憂鬱になりました。
逃げ出せない場所にいることに
すごい怖さも感じました。


・AM13:00
病室に戻ると、少しの安堵を感じ
次は明日の午前中とのことだったので
それまで何もないと思うと
さらに安心しました。

ベッドに横になっていると
やはり、いつもよりお腹の子が動いていて
異変を感じ取ってるんだと思いました。
それでも涙は出ませんでした。
泣いてはいけないと。
泣いてしまえば今やっていることを
否定することになると。
自分が決めたこと、全てを背負わなくてはと。
気が張っていました。


・PM4:00、面会
夕方、主人が面会に来てくれました。
入院中、仕事に家事に子供の世話に送迎、、
頑張ってくれています。
いつもは、俺が俺がの主人も
こんなときばかりはいたわってくれているのを
感じました。
「明日はひとりになる」ふとそう言うと
「ああ、そうか」とお腹に手を当てました。
言葉はありません。
それで十分でした。
何を言ってもふさわしくなかった。
いつもは、ふりかえらず帰る主人も
今日ばかりは何度も何度もふりかえりながら
帰っていきました。
気持ちが伝わってきました。

それからは長い長い夜でした。
もちろん不安は続いていましたが
明日には全て終わる、、
長かった苦悩も終わるんだ、、
そう思うと、解放されたいという気持ちから
力が湧いてくるようでした。
そのときは解放される、そう思っていたのです。
新たな苦悩が始まり、
解放なんてされないとも知らずに。