はい、前回のつづきね
下剤2リットルを飲まなくても良い事に
ホッと安心した私
そう!
このときはまだ
【浣腸】というパワーワードに気付いていなかったのだった…
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看護師さんにちょっと準備して来ますね〜、休んでて下さーい♪
なんて優しく言われて
ベットで横になる
良かった…もう飲まなくていいんだ
もう、マーライオンしなくていいんだ
浣腸とは?
まあレクタブルで経験してるし、下剤かなんかだろうな〜。
なんて甘っちょろい考えを抱いてましたよ
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しばらくして看護師さんが2人、キタ。
何やら道具を色々持って来て
1人は全身に完全防備
※こんな感じね
バッチこーいって感じでした(笑)
状況を理解してない私は頭に
???
が沢山。
え?座薬は?
何が始まるの??え?え?
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浣腸と言うもの、漢字そのまま
【腸を洗う・浣う】
昔の人は良く考えたもんだ…
お湯を肛門から入れて腸を洗浄するとのこと

えええええーーーー!!!そっち!?
座薬なんて甘っちょろい考えは何処かへ
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ベットの上で
自分より歳下であろう女性看護師さんにズボンとパンツを下ろされて
下半身丸出し

看護師さんはこんなの海千山千で慣れてるかもしれない日常茶番時
しかし私は…

恥ずかしい…
とにかく恥ずかしい…
この歳で、下半身丸出しで肛門を向ける
内視鏡検査の時は穴あきパンツだからそんな抵抗は無かったけれども
この状況は…

下には吸水マットみたいなのを敷かれて
その上にお尻を置いて横向きになり
いつもいつも、検温や採血してもらう看護師さん。。。
痛み止めをくれて優しい言葉もかけてくれる看護師さん。。。
その看護師さんに、肛門を向けて
なんか塗られて
肛門からチューブ入れられてる…

痛みとか、病気の事より羞恥心が勝つ
そんな今日この頃。
(まあ、下剤飲めなかった自分が悪いよね)
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お湯を500ml注水されて
「我慢できなかったら、そのまま出してもいいですよー」
と言われるが
いやいやいや!
絶対我慢してやるっ!羞恥心…
と思っても
我慢できないものは無理だ
す、す、すいません!出ます!
プシャー…と吸水マットみたいなのに漏らしてしまった…
漏らしたと言うか
なんか肛門から勝手にお湯が出るという感覚の方が近いのかも

もう、この辺りから何も考えたくなかった
とにかく流れに身を任せよう
早く終わろう
それだけが頭の中にあった。
お湯が止まると、私はすぐトイレへ
トイレで排便の続き
終わって看護師さんに確認してもらう
ベットに戻る
ベットに敷いてた吸水マットみたいなのは、お湯が出ただけで、色は無く汚れてもなかった
排便漏らしたと思ってたから少しホッとした
なんと
これをもう1セットやりました

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ひとつなんだか大人への階段を登れた気がした
そんな私から皆さんへ
1つ言葉を送りたい
「飲めぬとも、
頑張ったほうがいい、ホトトギス」


