「つかうべきでない言葉」相手を励ましたり、良い方向に持っていきたくてかける言葉がある。... | 辻斬り海ねぇさん

辻斬り海ねぇさん

アウトドア業界、釣り業界初のおねぇこと海ねぇさんが、妖棒肉雨片手に腐った世の中を前立腺から叩き直す!わよ♡

「つかうべきでない言葉」 相手を励ましたり、良い方向に持っていきたくてかける言葉がある。 例をあげてみる。 がんばっている人、なにかを成そうとしている人、必死に何かに耐えている人、そういう人に対して、ヒトは「がんばれ」と言ってしまいがちだ。 けれども、「がんばれ」という言葉を分析していくと、そういった努力してる人に対してエールを送る意味で「がんばれ」というのは、ものすごく不適切であると気がつく。 「がんばれ」という言葉の構造上、「がんばれ」には、「あなたのがんばりは足りない」「あなたはもっと努力できるはず」というような意味が基底にあるからだ。 実際にがんばっている人に、「がんばれ」と言っても追い詰めるだけである。 鬱病の方に「がんばれ」と言ってはいけないというのは、こういうことなのだ。 同様に、興奮してる人や感情的になっている人、慌てている人に対して、「落ち着いて」というのも、言葉の構造上不適切である。 「落ち着いて」という言葉は、「私は落ち着いていますが、あなたは感情的になって我を忘れています」「あなたは愚かな状態にあります」というメッセージを無意識的に送っているからだ。 そんなメッセージを送られた相手が冷静になることなどないだろう。 馬鹿にされたと感じて、ますます興奮してしまう。 元気がないように見える人に対して、「元気をだして」というのも同様である。 「元気をだして」には、「あなたは元気がありません」という前提が含まれているので、言われた側としては、自分に元気がないことを確認してしまうだけなので、自己イメージを悪くするばかりである。 相手を励ましたり、いい方向に持っていきたくてかけた言葉でも、よくよく考えれば、それは言葉かけをする側の単なる自己満足に過ぎないことがある。 ではどうするか。 それはまた今度。 言葉の端々に本質が現れる。 #言葉に気をつけなさいそれはいつか行動になるから #言葉 #言葉の構造 #がんばれ #落ち着いて #元気を出して

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