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辻斬り海ねぇさん

アウトドア業界、釣り業界初のおねぇこと海ねぇさんが、妖棒肉雨片手に腐った世の中を前立腺から叩き直す!わよ♡

この時期になると必ず出てくるトンデモ説がある。 「インフルエンザ予防接種無駄説」である。 下手すると有害とか言い出すのもある。 その「説」の主張するところは大抵、インフルエンザワクチンはインフルエンザの感染予防には全く役に立たない、厚生労働省だってそう言ってる、というものだ。 馬鹿言ってんじゃねぇよ、その通りだ。 たしかに、厚生労働省もワクチンを打っても「感染」を予防することは出来ない、としている。 しかしだ。 ワクチンで重要なのは「発症」を抑え、「重症化」を抑制することだ、とちゃんと説明している。 「感染」予防に効果がないことだけをあげつらい、ワクチンは有害無益と主張する。 ワクチンの目的は「感染」予防ではなく、「発症」と「重症化」の抑制なのにも関わらず、だ。 にも関わらず、「感染」予防に効果がないから無駄、副作用があるから有害、とするデータなんかを持ち出して、「ワクチン有害無益」と主張するからたまらない。 だいたい、副作用も総接種者から考えたら、本当に微々たるものだ。 費用対効果を考えてみるがいい。 そして、そういう者は必ず陰謀説を唱え出す。 すると、自分で考えることをしない者が同調する。 自分で調べれば分かるようなことを全く調べずに、世の中は汚いやり方で支配されてる、などと言いたれる。 陰謀論は自分では何もしない者の論理だ。 自分の力では何も変えられないとする負け犬の論理だ。 自分の人生を生きない卑怯者の理屈だ。 思考を誰かに委ねる他人任せの論理だ。 世の中は、シンプルで美しく出来ている。 自分の頭でしっかり考え、自分の心でちゃんと視れば、それが分かるはずだ。 そういう僕はインフルエンザのワクチンなんか打たないが(笑) あんなもの無くても、インフルエンザを「発症」したこたねーから。

海谷 一郎さん(@umitani_ichiroh)が投稿した写真 -