30キロツーリング、おかわりもう一回。 | 辻斬り海ねぇさん

辻斬り海ねぇさん

アウトドア業界、釣り業界初のおねぇこと海ねぇさんが、妖棒肉雨片手に腐った世の中を前立腺から叩き直す!わよ♡

昨日、館山のソルティーズhttp://www.saltys.info/主催のツーリングに参加してきました。

富津~館山(南無谷)までの三十キロをシーカヤックで漕ぎます。

ガイドはソルティーズ代表の山本さん。それにインターン生のIさん。

参加者はオラ、Yさん、Kさんの三名。
  

富津につくと、北風強し。
8m以上はありそうです。
先ほど確認したところでは、富津の北側から出艇なのですが、どーもアヤシイです。
出ようと思えば、波は激しくないので問題ないのですが、メンドクサイ感じです。

海快晴http://pc.umikaisei.jp/で確認すると9m吹いてました。

そこへ山本さん達登場。

開口一番、風が強いので富津の南岸に出艇ポイントを変更とのこと。

結局、大貫海岸というところから出艇することになりました。

みんなFRP製の速そうな艇です。
IMGP0151.jpg


重いポリ艇はオラだけ。
大丈夫でしょうか?

グリーンランドパドルももちろんオラのみ。

塩島パドルhttp://www2.ocn.ne.jp/~kamwy/lighthouse.htmlの営業マンとしては、ブッチギリで帰着しないと宣伝にならないので心配です。


漕ぎ始めてみたらそんな心配することはありませんでした。

何故って、全く艇がいうことをききません。

全然、真っ直ぐ進んでくれないのです。

なので、順位を気にする余裕もなくドベです。

この子、こんなにジャジャ馬だったっけ?

漕いでるうちにハタと思い当たりました。

艇を昨日の夕方から平積みでカートップしておいたのでハル(船底)が変形したのではないか?

山本さんに言ってみると、ポリ艇は縦バーを使って縦に積んだほうが変形が少なくて良いんだ、とのこと。

くわー、激しく後悔!

うーん、FRPかカーボン・ケブラー製のシーカヤックが欲しいよー。

もう、塩島パドルの営業マンとしての仕事はどうでもよくなって、真っ直ぐ進むだけで頭がいっぱいです。

ジグザグに進んでいるので明らかに、他の人の1,5倍以上の距離を漕いでます。

これはマズい。

置いてけぼりをくらうどころか、全体のペースを乱す原因にもなりかねない。

船底がもとに戻るには時間以外の解決方法は、ない。

しばらく我慢する以外にはないだろう。


今日は天気予報によれば快晴のはずだったし、ウチを出るときはその通りだったのだが、漕ぎ始めてみれば雲がおおく、鉛色の空と海。
風も冷たく、水温も低い。
IMGP0155.jpg


テンションは上がらないのだが、Kさんはどんどん先に進んで点にしか見えない。

50分漕いで10分休憩のペースで進んでいく。
IMGP0156.jpg


お昼で金谷のフェリーターミナルの手前の磯場に申し訳程度にあった砂浜に上陸して、休憩。

お昼を過ぎると向かい風や横風に吹かれ始めた。

そのせいか、みんな少しペースダウンしてきた。

オラは丸一日漕ぎっぱなしでも平気なペースで、同じスピードで漕ぎ続けていたので、そう感じるのかな?

それとも、みんなオラのことを心配してペースを落としてくれたのかな?


岩井袋の手前で最後の休憩。
IMGP0159.jpg

ここまでくると水温も高く、海水の透明度も良い。

山本さんが、あと三十分で南無谷のクラブハウスに到着!ペダル踏み抜くくらいのフォワードストローク、腰を思い切りツイストせよ!との宣言をした。

これをマに受けたオラは、ここから猛然とマジ漕ぎ。
6m前後の向かい風だが、向かい風こそグリーンランドパドルの真骨頂である。

常に先頭を漕いでいたKさんについていった。

南無谷崎までの横断の間にいつの間にか、オラが先頭を漕いでいた。

そしてそのままブッチギリでクラブハウスへゴール。

塩島パドルの営業マンとしては、Gパが平パに比べて全然遜色ないことを証明できた。

むしろ優位性をアピールできたかも。

ミッション・コンプリート。

IMGP0164.jpg
IMGP0165.jpg
IMGP0166.jpg


約31キロ。

延べ時間にして五時間くらいだろうか。

正直、時間が許せば、おかわりもう一回いけるくらいの体力は残ってる。

休憩も正直、必要ないと思った。

陽がもっとのびたら、南無谷~富津~南無谷の往復60キロをやりたいなあ。

朝6時出発、12時間連続で平均時速5キロで漕いで夕方6時に終了ならできるはず。


どーですか!?山本さん!!!企画してくれませんか?