GLOW9月号でプレ更年期対談 | 美容・医療ジャーナリスト 海野由利子のブログ

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美と健康にまつわるさまざまなニュースや注目していること、雑誌に載せきれなかった情報をお伝えします。


発売中のGLOW(宝島社)9月号



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40代からの“プレ更年期”の過ごし方について

婦人科医・内科医、そして漢方の専門家である草鹿砥千絵先生と対談しました。



“プレ更年期”とは、更年期に入る前の、女性ホルモンの分泌が不安定になり始める時期。

更年期が、平均45~55歳くらいの10年とされているので

その前の40歳くらいからでしょうかね。


人によっていろいろな症状が出ることもありますし、まったく変化を感じない場合もありますが

不安になったり慌てたりしないように、ある程度の予備知識を得ておくのは大切だと思います。


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私の場合は“プレ”の時期にいきなり心身不調になり、

そこで女性医療やアンチエイジング医学に出会って、いろんな手だてがあると知りましたが


自分の経験を通して、予防法や改善のために役立つことなどをお伝えできるのは嬉しいことですスマイル



プレ更年期に関するページはたっぷりありますから

気になる方はぜひ手にとってみてくださいね。


草鹿砥先生は、横浜の石川町にある小菅医院の副院長

横浜朱雀漢方医学センターも併設されています。


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テーマとはちょっと離れちゃったけど、せっかくの機会なので、って感じで

漢方についての話も現場では(編集、ライターさん含めて)盛り上がりました。


「漢方薬を出してくれる病院は増えましたけど、専門知識が足りないところも多いですよね」

「そうなんです。症状のほかに、その人の体質に合わせて処方することが大切なので」

「風邪ならコレ、女性の不調にはコレ、って当てはめるものじゃないですもんね」などと。



「たとえば“風邪をひいたら葛根湯(カッコントウ)”って思ってませんか?

あれは、ゾクゾクッとしたときに処方するもので、

体温をパーッと上げて汗をかかせる働きがあるので

体温が上がってしまってから飲んでも意味はないんです」と草鹿砥先生。



体温を上げて自分の免疫力を高めるわけですから

たとえば葛根湯と解熱剤を一緒に飲むように処方するのは

「どっちなんだ!?」 という矛盾処方なわけです。



漢方薬については、症状だけでなく、体質も把握して処方していただきたいもの。

ちゃんと診断して合っている漢方薬なら

なかなかキレのいい効果を発揮してくれるのでコーヒー