美味しそうな牛肉、サーロインの薄切り肉。
すきやき・・食べたい~!
でも卵がない。卵を産まない!
卵がないとすき焼きとはいえない・・・。どうしよう・・・
とうとう大決心して、『森林浴』という茶色の大玉を買いました。
ごめんね。うちのニワトリさん。
あなた達を見放した訳ではないのです。
食べてみて判ったけど、やっぱりうちのニワトリさんの卵は天下一品なんです。
買った卵のようにあんなに鮮やかな茶色ではないし、黄身もあんなに黄色くない。
でも、卵ご飯をすると、トロッとして、ほのかに甘くって、変な臭みは全然ないし・・・
最高に好きなんだけど、まだ産まないでしょう・・・
8月24日夜中、「てるみ~お~い来てくれ~」
なんかが呼んでいるようで目が覚めました。
蒸し暑く寝苦しい夏でクーラーを入れ、サッシを締め切っている我が家、ログハウスです。
時計はもう直ぐ25日になりそうな時間。
寝入りばなではあり、まあ、よく外の声が聞こえ、目が覚めたもんだと思います。
いない!だんな様がいません。
ドアを開けたら周り廊下の電気、玄関の電気、トイレのドアが開けっ放し、もちろん電気もつけっぱなし。
玄関も開けっ放し。
鶏がゴケゴケケッケ、コケーココ騒いでいる様子は普通ではありません。
え!何があったの!
「あなた~!どこ~!外におるとね~!」
庭をつっきり、石門のところまで来たら、懐中電灯を回している光が見えて、
「ここ!ここ!直ぐ来てくれ」
庭の外灯は届かず、坂になっているので真っ暗です。足さぐりで、でも毎日ニワトリさんの世話に歩く慣れた坂道を急ぎます。
「足首ば脱臼したごたる。動かれん」
なんと、まあ、足首があっちむいてほい、ポコッとしているのは骨かしら?・・・。
主人は座り込み、でも勇敢に犬の首輪をつかみ犬を捕獲しています。
「とにかく犬ばつなげ。これが鶏小屋に入って食い殺しよった!」
犠牲ニワトリ4羽。かわいそうに・・・さっき・・夕方に小屋の戸を閉めた時も、私の足音で寄ってきたニワトリさんなのに・・・。
アトピーの孫に卵ごはんを食べさせてやりたくて、自宅の下の果樹園に放し飼いでニワトリを飼っています。
もちろんこだわりの餌です。
あっぺん麦・卵元気・貝化石・ウコンの粉・ぬかをEM菌で発酵させると、良い匂いの餌ができるのです。EMの相乗効果で鶏糞のにおいが無いから不思議。 飲み水も山から自然の出水で、新鮮な水が流れてきています。
30羽~40羽(はっきりした数は判らない。走り回るので数えられない)いるので、餌代は月に7千円以上はかかりますが、孫の笑顔には換えられないところ。
主人は骨折で、手術をし、今左足首にビスが9本入っています。
50日入院してすっかり完治したというのに、ニワトリさんはまだ卵がうめません。
卵を産む巣箱もバナナの葉で暖かく、環境を良くしたんだけど、あれから卵を産みません。目の前で仲間がやられてしまった・・・歌を忘れ、卵も忘れるほどのショックを受けたのでしょう・・・。
いいよ。いいよ。ゆっくりでいいよ。
まあくんは今、安納芋をいっぱい食べて元気だから、まだゆっくりでいいよ。
まあ君が5年生になる頃までには、卵の事思い出して、また沢山産んで下さいよ。
今日もそう願いながら トートットットと餌をやりました。
