前の記事に関連したお話。
新聞で紹介されていた「夜さんぽ」に
わたしの心が大きく動かされたれたのは
否定されることなく誰かに話しを聴いてほしいと思っていたということ以外にも理由があります。
代表の角羽さんが家族を亡くして
「わかちあいの会」に参加されていた
というところにも自分を重ねたからです。
11年前に生後72日の娘を病気で亡くした後
わたしは「天使のブティック」などの
赤ちゃんを亡くした親の会に参加していました。
(2日前にも1年ぶりに参加してきました。)
そこは、夜さんぽと同様、自分の思いを
安心して語ることができる場所です。
娘を亡くした後、家に引きこもり
人との関わりを拒絶していましたが
同じ経験をした仲間と会いたい一心で
月に一度開催される会の活動へ参加する
ようになりました。
おかげで外の世界に再び出られるようになり、徐々に社会復帰することができました。
そんな経緯もあって、夜さんぽに強く心が
惹かれ、はるばる名古屋まで行ってきた
というわけです。
そして、誰かとゆるやかにつながることの
できる安心な場(夜さんぽ)を東京にも
作れたらいいなと思っています。