令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

8月(壬申) 9日(乙巳 きのと・み)

和暦 文月六日 第5700回

(阿佐ヶ谷の七夕祭りの飾りで賑わうアーケード商店街に昨夜出かけた。数年前とは比べられないほど、物価高を感じさせられた。商店の入り口に出店を臨時に設けて、大掛かりな七夕飾りとともにその雰囲気を演出していた。七夕は、昔、中国から日本に伝わった星祭りで、 「彦星と、織姫という男女の星が、天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が、1年に1度、7月7日(旧暦)にだけ会える」という言い伝えから始まったお祭りで、男女の浴衣姿も見かけた!)

 

【微生物は人間の心を100%見抜く】(白鳥哲「愛と微生物のすべて」)

 

 相手に一切見返りを求めないのは、まさしく愛です。

 この行為そのものが重力波を持っていると私は思うのです。

 意識が高くなりますから、波動が高くなるので発酵が良くなっていきます。

 微生物の発酵液を作る人たちは、

 神様を扱うようになるので、無心なのです。

 つまり、エゴがない。微生物たちはそれをちゃんと

 受け止めているのです。

 微生物は人間の心を100%見抜くのです。

 

【海乗の独り言】

 

 「蘇生Ⅱ」の自主上映関連本となる「愛と微生物のすべて」を取り寄せた。7年前に一度手にしたが、今回の“火災”で焼失した。このタイミングでこの映画を上映するとは、宇宙の采配には脱帽以外にない。「愛と微生物」の関係を最初に教えられた本は寺田本家の寺田啓佐さんの著書「発酵道」であった。14年ほど前のことだった。

 

 2010年にある自主上映会「降りていく生き方」に行った時に、寺田啓佐さんをモデルにした作品だと紹介され、上映後にご本人が登壇し、素敵な笑顔と握手した際の手の柔らかで温かな感触が今でも強く印象に残っている。

 

 その後を繋ぐかのように、白鳥哲監督が渾身の魂を注がれて世に問いかけた2015年の「蘇生」、2019年の「蘇生Ⅱ」が僕たち地球人に大いなる宇宙からのメッセージを投げかけているように思う。

 

 「地球(宇宙)は微生物の海であり、人体の90%は微生物であり」(比嘉照夫博士)、その「微生物は人間の心を100%見抜く」(白鳥哲監督)というならば、僕たちの日々のその「想念」が心身に影響を及ぼしていることは明らかで、しかも地球生命体(ガイア)と僕たちの生命自体が一体であることをはっきりと認識し、己の日常の生活(暮らし)の衣食住をより自然に近い形に近づける道を一つ一つ実践していくことを改めて思いを強くした。

 

 次回の「立冬お話会」は11月6日(水)午後1時30分~16時50分で、両国エコロホールにて開催予定にしている。映画は白鳥哲監督作品「不食の人」にしたいと思っている。今年(2024年、甲辰 きのえ・たつ)と来年(2025年、乙巳 きのと・み)の橋渡しに入る立冬(11月7日)の前日に想いをシェアできることを楽しみにして、この秋を実りあるものにできるように心したい。

 

【健康一口メモ】(寺田牧人・NPO法人日本食用塩研究会「塩は体に欠かせない命の源」)

 

⑥よく噛んで、食べ過ぎ、飲み過ぎに気をつけよう。

 「食べ物は飲めるほどに噛み、飲み物は噛んでから飲む」のを心がけ、食べ過ぎに注意、し食べたい分だけ体を動かしましょう。