令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

7月(庚午) 1日(丙寅 ひのえ・とら)

和暦 皐月二十六日 第5661回

《半夏生》

(いつの間にか梅雨入りしていて、今日もどんよりした空から雨が落ちている。農家にとっては嬉しい梅雨の雨!和暦によれば「夏至から半夏生までに田植えを終えるという目安だ」とあった。子供の頃の田舎での田植えの光景が懐かしい。神田川沿いを歩いていると朝顔が柵に巻き付いて今年も元気に開花している)

 

【ジグソーパズル】(アイリーン・キャディ「心の扉を開く」)

 

 大きなテーブルいっぱいに散らばったジクソーパズルを見せられた。パズルが集められ、出来上がっていくのを見つめながら、その一つ一つに、ぴったり収まる完璧な場所があることがわかった。そして、こういう言葉を聞いた。

 

 「あなたが自分にとって正しい場所にあり、自分の役割を果たしていれば、対立はありえません。わたしの計画は、真に完璧な形で花開いていくのです」

 

【海乗の独り言】

 

 次男の部屋に3000ピースのジグソーパズルがある。20年くらい前に長男が高校生だった頃に数日で完成させたもので、今回の被災でススが付き、放水でかなり痛めつけられていたものの、次男が救出して見事に修復した。3ピースだけが「空いている」が、北極の氷の上に白熊とアザラシがいて、満天の星々の天空に星座がいくつも覆っている難しいジグソーパズルである。

 

 まさに長男が挑戦したこのジグソーパズルも、大きなテーブルいっぱいに散らばった状態で始まったわけで、途中であきらめる試練があったわけだが、「必ずできるはず」「ピッタリと収まるから大丈夫」との声なき声を聞きながら、自らを鼓舞していったのかもしれない。

 

 人生行路の中で起きる出来事や出逢う人たちとのご縁が、実は最初から演出されたシナリオに沿って展開されていたことに気づくのはある期間が必要であったが、68年の人生行路を振り返る時、その時々の舞台で「自分の役割」を果たしながら、真に完璧な形で最高の神劇がなされていたことに気づき、感激の声をあげながら、今日も大切な記念日を迎えている。

 

 7月1日は21年前の2003年(平成十五年)に「玄米酵素」の販売代理店に登録された日で、しかもその流れをつくるキーマンのお誕生日であったこともあって、生涯忘れることはない大切な日を迎えている。今年の干支「甲辰(きのえ・たつ)」が「原点に回帰して、共振して突破せよ」ということで、今日はその「原点」を偲びながら、完璧な形で花開いていくことを強く確信して、新たなる舞台でその「役割」を担ってまいりたい。

 

【健康一口メモ】(塩谷信男「自在力」)

 

 脳細胞というのは、前に書いたように非常に死滅して行くスピードが速く、また再生できない細胞です。寿命が短く、代謝も効かない。しかも細胞の中でも、とびきりたくさんの酸素を必要とするものです。消費酸素量は脳細胞だけで一日約120Lにも及ぶと言われ、人間の全酸素消費量の20%、ほかの細胞の7倍の酸素を必要とすると言われています。

 

 高山病症状がとりわけ頭痛や思考障害等脳の異常として現れるのは、酸素不足が真っ先に脳細胞にダメージを与えるからです。それほど脳細胞は、すなわち脳の健康は酵素への依存度が高いと言えます。

 

※その酸素を脳細胞に運ぶ血液が80%が水で構成されているので、“良質の水”を飲むことが大きな前提条件!(海)