令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

6月(庚午) 10日(乙巳 きのと・み)

和暦 皐月六日 第5640回

(霧雨に濡れたヤマボウシがまたまた風情がある。久々に龍光寺に向かって散歩道を歩いていくと、元気のよいヤマボウシ傍を通った。早朝のよい空気を吸いながら歩くこと20分で着いた。帰りは早歩きに挑戦し、15分で帰り着いた。いい汗をかいた!)

 

【紛れもない私を生き切れ】(行徳哲男・日本BE研究所所長「致知7月号」)

 

 とにかく現代は虚構、見せかけが多すぎる。決定的に大事なのは存在だよ。今は存在が不鮮明だ。一人ひとりが曖昧で半端だもの。我々に現代人は自分を生きとらんよ。もう自分が不確かだ。紛れもない私を生きるという証がない。やっぱり独立した自分を生きらなきゃ。

 

【海乗の独り言】

 

 人間学の月刊誌「致知」7月号が転送されてきた。6月1日から命理道、食事道の新拠点にする準備がスタートした。この致知7月号で361冊目となった。1994年7月号から30年になる。38歳から年間購読を開始し、数々の人生の岐路に立った時にこの「致知」に背中を押されたり、叱咤激励され、助けられてきた。

 

 令和六年(2024年)も例外なく、大きな岐路に立たされた。このタイミングで天からのメッセージがやってきた!

 「紛れもない私を生き切れ!」

 

 「大事なのは存在だよ!」という。この「存在」という言葉の重みがズシンと響いた。次なるステージは「感性の復権」だとの行徳先生のお言葉に力を感じた。「人類は理性によって滅びていく」(アンリ・ベルクソン)という言葉を引用されているが、本当に僕たち日本人への熱いメッセージだと受け止めた。

 

【健康一口メモ】(塩谷信男)

 

 それではその細胞の健康を保つものなのかといえば酸素です。酸素こそ細胞の機能にとって最も大事な栄養分です。酸素が私たちの健康にどれほど大きな影響を与えたものであるかは、食べ物なら1週間、水なら3日ほど絶っても人間は生きてられるのに、5分も受け止めればたちどころに死んでしまうことからも分かるでしょう。

 

 酸素は私たちの生命力の根源となるものです。したがって、いかに新鮮な酸素を効率よく体内に取り入れ、細胞の働きを活性化するかが、健康のカギを握っている。その酸素の摂取法として最も優れた方法が、私の生み出した正心調息法なのです。