令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

6月(庚午) 5日(庚子 かのえ・ね)

和暦 皐月朔日(新月🌑) 第5635回

 

(早朝、5時過ぎに下高井戸おおぞら公園に行った。瞑想途中に閉じている目の前に朝日の光が来たことが分かった。終わって目を開けた時、その朝日が銀杏の若葉の間から木漏れ日のように差し込んでいることに感動した!)

 

【人生の修羅場で学んだこと】(田坂広志「致知6月号2022年」)

 

 32歳のとき、大病を与えられ、死を直視する日々を送りました。それは、まさに地獄を這うような体験でしたが、そのお陰で、ある禅寺の禅師と巡り会い、その禅師から「いまを生き切る」という覚悟を教えられました。

昔から「病とは福音なり」という言葉が語られますが、その言葉は真実です。この病の体験のお陰で、人生を生きる深い叡えい智ちを教えられたのですね。

 

 それらの体験から学んだ叡智の一つが、先ほどの「幸運は、不運の姿をしてやってくる」であり、「人生で起こること、すべて、深い意味がある」との覚悟です。

 

 人生においては、表面的には、自分の意に反することや、願いと違うことが起きますが、「自分の人生は、大いなる何かに導かれている」と信じ、その出来事が何を教えているのかを見つめながら歩んでいくと、いつか「ああ、あの出来事は有り難い導きだったのだ」と気づきます。

 

 いま、自分の70年の人生を振り返ると、どの出来事も、そう思えるのですね。人生の深い叡智を学びながら、歳を重ねていくと、不幸や不運に思えた過去の否定的な出来事が、一つ一つ、「ああ、あれがあったからこそ、成長できた」という思いで肯定していけるのですね。人生を肯定していくこの力は、歳を重ねていくにつれ磨かれていく、素晴らしい魂の力と思います。

 

【海乗の独り言】

 

 今朝のこの感動には伏線があった。日の出は季節によって方位が変わる。しかも、その時刻も変化する。だから、今朝のその時刻と座った場所(椅子)が絶妙だったことになる。

 

 今朝、4時半に目覚めた。朝「自宅温泉」風呂に入った時、久しぶりに田坂広志氏の動画が見たいという思いが湧いてきて、あの「すべては導かれている―逆境を越え人生を拓く五つの覚悟」という動画を開いた。冒頭の数分を観て、公園に出かけた。

 

 マンションを出るとすぐに荒玉水道を下って歩いていると、道路の中央に白いものが落ちていた。レジ袋が丸められていた。瞬間、「これを使いなさい」という声が聞こえてきた。さらに下って行くと、もう一つ落ちていた。不思議?と思って拾い上げるとき、「燃えるごみと燃えないゴミを分けて入れよ」とのメッセージを受け取った。

 

 公園に入って歩いていくと、めったにない光景が目に入った。サツキの花壇の上にペットボトルとポテチの空き袋、黒いマスクが捨てられていた。迷うことなくサッと手に取り、その二つの袋に入れた。その後、運動器具で斜め懸垂、腹筋をしながら一回りをしていると、置かれたベンチに坐って瞑想しようという思いがやってきて、腰かけたベンチで瞑想し、その後半に明るさを感じた朝日の光がちょうど正面にあたるところに導かれていたことが分かった!

 

 時刻と方位と場所の条件が重なるその時空に導いた宇宙本源の大いなる存在に対し、心から感謝申し上げたい。目覚めるタイミングから始まり、風呂に入っている時間もすべてが織り込まれていたとすると恐ろしいほどのことが起きていると確信した!たかが日常の小さな体験であるけれども、されど大きな体験に勝るとも劣らない体験であり、学びをいただけて本当に感謝申し上げる。

 

 今日から皐月に入る。干支も一新し、「庚午(かのえ・うま)」月の「庚子(かのえ・ね)」日である。「更に更に素晴らしいことが起こる」と確信してやまない。新たなるスタートにふさわしい日になる!

 

【健康一口メモ】(工藤孝文)

 

 《腸が喜ぶ!トイレとの上手な付き合い方》

 

 便は腸内環境を知るお便りです。頻度のほか排便後に便の色、硬さ、量、匂い、出方などを確認する習慣をつけましょう。また排便できそうなのになかなか出ないときは考える人のようなポーズを。直腸から肛門への急角度が緩やかになり排便しやすくなります。いきみ過ぎは肛門に負担がかかり、痔になる事も。3分間でなければ諦めた方が腸に負担がかかりません。