令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

6月(己巳) 2日(丁酉 ひのと・とり)

和暦 卯月二十六日 第5632回

(この半月は時間が止まっているような感じで、近所のサツキもピークを過ぎて悲しい気持ちでいたが、今朝、おおぞら公園の一角に元気で満開に咲くサツキに感動した。「生きる希望と勇気」をその笑顔からいただいた!)

 

【 試 練 】(坂村真民)

 

試練は

鞭ではない

愛なのだ

慈悲なのだ

 

【海乗の独り言】

 

 昨日も暖かい温情あふれるお荷物が届いた。門下生からで、心を込めて育て上げた「こしひかり」と二冊の本が入っていた。二冊とも安岡正篤先生の著作で「運命を創る」「人生の五計」であった。今、一番必要なメッセージだと直感した。

 

 その冒頭に「立命」についての安岡正篤先生のお言葉があった。

「命」は絶対的な働きであるけれども、その中には複雑極まりない因果関係がある。その因果律を探ってそれによって因果の関係を操作して新しく運命を創造変化させてゆく――これを立命という 。

 

 このお言葉は30年前の1994年「甲戌(きのえ・いぬ)」に脱サラして、自立自営を踏み出した時に、「運命論」に対抗して「知命と立命」というフレーズを原点にしたことを思い起こさせてくれるお言葉であった。

 

 この30年間にご縁を結んだ多くの同志、友人、お客様たちが宝であり、その土台があるがゆえに、これからの新たなる運命を創る道を歩んでいけると感謝の想いがわいてくる。

 

 昨日、後片付けに行くと、共に焼け出された隣家のお母さんと久しぶりに再会したが、「大家さんからよくしてもらい、保険も降りて、車の修理代も大丈夫らしい」と嬉しそうに話してきた。「試練」は「鞭」ではなく、「愛」であり、「慈悲」であった!とのメッセージがス~と心の奥に落ちた。「本当に良かったね」と共振共感している自分がいた。

 

【健康一口メモ】(工藤孝文)

 

 <美しい筋肉を手に入れるには腸内環境を整えるのが近道!>

 

 近年、腸と筋肉がお互いに影響しあう「腸菌相関」の研究が進んでいます。腸の状態が悪いと筋力が低下し、逆に筋力ある人は腸炎にかかりにくいという報告も。筋肉量の維持が長寿につながることも分っています。健康な腸に多く存在する酪酸菌は筋肉を維持する効果があります。腸内細菌や筋肉は加齢により減るため、さらに高齢化社会が進む今後は“筋トレで腸活が脚光を浴びそう。