令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

5月(戊辰) 4日(戊辰 つちのえ・たつ)

<祝・みどりの日>

和暦 弥生二十六日 第5603回

 

(今日、5月4日は「みどりの日」。「我が国は緑豊かな自然をもった国であることにかんがみ、この自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心を育む日」で、当初は昭和天皇のお誕生日の「4月29日」に制定されたのだが、「昭和の日」の制定で、5月4日に移動!今朝、快晴の朝陽が公園の新緑の葉っぱを照らし、キラキラした生命力が伝わってきた!)

 

【息子からの弔辞】(井坂晃・ケミコート名誉会長「生き方の教科書」)

 

 昨日サッカーの試合があった。

 見ていてくれたかな?もちろん勝ったよ。

 もう似合うお掃除している姿も見られないんだね。

 犬と散歩してる姿も見られないんだね。

 もう美味しい料理を作ってくれることも。

 俺のベッドで眠りこんでいることももうないんだね。

 

 今度は8月27日に試合があるから上から見ていてね。

 小さい時、キャッチボールをしたね。

 ノックで5本取れたら500円とか10本とれたら1000円とか言ってたね。 

 20歳になったら一緒に酒を飲もうって言ってたのに、まだ三年半もある。

 クソ親父と思ったこともあったけど、大好きだった。

 

 本当にお疲れ様ありがとう。僕がそっちに行くまで待っててね。さようなら。

 

【海乗の独り言】

 

 今朝、「生き方の教科書」を開くと、5/3のページに「息子からの弔辞」だった。井坂晃さんが25年前に体験した当時の上司(社長)の義弟が49歳の若さで心不全で旅立ち、その葬儀に参加した時に故人の長男(高校生)の弔辞を読み、涙が流れた。

 

 僕は親父が87歳で見送ることになったが、親父との交流は数えるほどしか記憶にない。高校卒業まで故郷(大分)で父とは同居していたが、父は高校教諭で、進学校の進路指導をする要職にあって、土日なく仕事に精を出していた親父だったので、子供の頃の思い出はかなり希薄であった。

 

 18歳で故郷を後にして、福岡での大学生活、卒業後に上京し、大分の故郷に帰省することも少なかったこともあって、その父子の絆は薄いままで歳月が過ぎてしまった。今から思えば、どれほど寂しい思いをさせてしまったことかと申し訳なさに苦しくなる。まさに「親の心、子知らず」だった。

 

 この「弔辞」を拝読しながら、親父との数少ない思い出が走馬灯のように浮かんできた。22年前の平成十四年(2002年)2月20日の朝、帰省していた僕に「俺の人生も強運だった」と語り始めた親父の姿が脳裏に焼き付いている。その後のライフワークとなっている「命理道」の「真髄」に触れる感動の「愛の劇場」が織り成されてきていることが気づけたことが思い出されて涙が込み上げてきた。

 

 永遠の魂の乗り船(住処)は有限であって、何時まで生かされているかは知る由もない。今、ネットフリックスで放映されて人気の韓国ドラマ「涙の女王」の主人公が脳腫瘍の余命宣告されていて、辛い苦しい涙の日々が描かれているが、僕たちもいつまで生きられるかは分からない。だからこそ、今、ここにいのちを生きている感謝を捧げて、強気に陽気に元気に生き抜きたいと思う。

 

 見える世界の裏に見えない世界が表裏一体となっている神理に気づき、「人生神劇」に気づき、「宇宙にただ一つ、無限の愛の力が存在することに気づいて、喜びと感謝報恩の日々でありたいと思う。

 

【健康一口メモ】(安保徹「人が病気になるたった2つの原因」)

 

 《真面目な人がガンになる理由》

 解糖系に頼った生活は言い換えればストレスの多い生活ということです。ガンがストレスと深い関係にあるのはそのためです。ガンの本質を知りたい人は、とにかくこの点をしっかり理解するようにしてください。私たちは、本来ならば解糖系とミトコンドリア系という二つのエネルギー経路を使い分けることで生きているのです。

 

 解糖系を使い過ぎたら酸素欠乏になって乳酸がたまり、当然疲れが溜まりますから、ゆったりと休息を取ってミトコンドリア系に切り替えることでバランスがとれます。また、悩み事が解決できない時も、体にはストレスがたまり、低酸素、低体温の状況に陥ります。

 

 悩むことも必要ですが、多くの人は悩んでも解決できないとわかれば、気持ちを切り替えて解糖系に頼って偏った状態から逃れようとするでしょう。ところが真面目な人の中には、この切り替えがうまくできない人が少なからずいます。何かにのめり込むあまり、長時間にわたって低酸素、低体温の状態に身をさらしている人もいるでしょう。

 

 長時間労働も睡眠不足も悩み続けることも、体にとっては負担のかかることで、決して良いことは言えません。ただ、体がこうした状態にも適応して、なんとか生き延びようとします。こうした偏った生き方への適用現象として、細胞がガン化し、解糖系の働きを支えようとするのです。