令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

5月(戊辰) 2日(丙寅 ひのえ・とら)

和暦 弥生二十四日 第5601回

 

(今朝、公園に入ると、すぐにあのカラスが近づいてきて、近くのイチョウの木に停まった。師匠。神渡良平先生の一年祭の昨日、瀧里しひなさんの演奏する素敵な「真琴の調べ」に乗せた祝詞の美しい響きが天界に届き、ご縁のある親しい御霊さん達と波動共鳴、共振したことが嬉しく、あのカラスがその御霊さんたちの想いを伝えに来てくださったように思えて感激ひとしお!)

 

【気にすることなく人を愛しなさい】(映画「ゼロウェイストPLUS」から白鳥哲監督の朗読)

 

人は不合理、非論理、利己的です。

気にすることなく、人を愛しなさい。

 

あなたが善を行うと、

利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。

気にすることなく、善を行いなさい。

 

目的を達しようとするとき、

邪魔立てする人に出会うでしょう。

気にすることなく、やり遂げなさい。

 

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。

気にすることなく、し続けなさい。

 

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。

気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい。

 

あなたが作り上げたものが、こわされるでしょう。

気にすることなく、作り続けなさい。

 

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。

気にすることなく、助け続けなさい。

 

あなたの中の最良のものをこの世界に与えなさい。

たとえそれが充分でなくとも、

気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい。

 

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず。

結局はすべて、あなたと内なる真実との間のことなのです。

あなたと他の人の間であったことは一度もなかったのです。

 

【海乗の独り言】

 

 立夏(今年は5月5日)を4日前にあたる昨日、八十八夜の5月1日、「立夏お話会」を開催した。27年前の平成九年(1997年)にご縁をいただいた「食事道」(玄米発酵食品=玄米酵素)の発信基地である両国エコロビルの4階ホールにご縁をいただき、創業者・岩崎輝明命、神渡良平命、龍村仁命らの見守る中で、浄化の調べ後に、白鳥哲監督映画「ゼロウェイストPLUS」の上映で意識を大きく変えさせられた。

 

 ゴミ、無駄、浪費ゼロを目指す取り組みの先陣を切る徳島県上勝町での13種類45分別(2016年~)は

焼却・埋め立てごみをできる限り減らし、なおかつ処理にお金がかからないよう考えた結果で、資源が有効に再利用される社会になることを目指し、今できることを、町民自ら取り組んでいることが上勝町の誇りであるとの映像が素晴らしかった。

 

 また、京都綾部市のお宿「吉水」が登場した。吉水では、築200年以上の茅葺きの宿を運営していて、普通の旅館や民宿とは違い、料理や風呂たきや薪割り等を通して、昔ながらの生活を体験していただき、また、地域振興プログラムの一環として,これから食、エコ、芸術等にもどんどん力をいれていき、パフォーマンスやワークショップ等も開催している。

 

 地域のお宅から出て来る生ごみをブタ君が喜んで食べてくれ、鶏が産む卵、殻はブタ君の餌になり、また、食器洗いも洗剤なしでヘチマで洗い落とし、かまどの灰を活用した自然洗剤で調理器具もピカピカ!持続可能な暮らしを目指して、循環型社会のモデルになっている。今は、外国からも口コミで予約が入るほどに人気のスポット!

 

 進み過ぎた物質文明、デジタルAI社会がますます殺伐としたストレス社会をつくり出し、石油系のプラのゴミが海を汚染し、マイクロプラスチック、ナノプラスチックが現代人の身体を知らず知らずに蝕んでいる事実に目を向けることで、意識を大きく転換させられる素晴らしい起点となる映画であった!

 

 最後のエピローグで白鳥哲監督の素敵なお声で朗読されたこの詩は、新たなる時代に繋ぐ責任世代としての自覚と覚悟と決意を促される映画であった。5日の立夏から始まる「目覚めの時」の機運に乗れるようにと仕組まれた今回の映画の選択であった。

 

「私の行いは大河の一滴にしか過ぎない。

 でも、何もしなければその一滴も生まれないのです」(マザーテレサ)

 

【健康一口メモ】(安保徹「人が病気になるたった2つの原因」)

 

 現代医学では、こうした科学的に導き出せる事実を無視して、ガンの早期発見、早期治療でただ悪者とされるガン細胞を摘み取ろうとばかり考えます。その方向でひたすら医療技術を磨き、研究を進めています。

 

 しかし、早期発見したところでガンの発症を完全に予防できるわけではありません。そもそもガンは特別なものではなく、自覚できませんが、体内で毎日のように生み出されているものなのです。

 

 早期発見で小さなガンを摘み取っても。それ自体に意味があるわけではない。放っておいても自然退縮するケースは多く、実際、ガン検診を推奨したところで、発症する人の数は減りません。