令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

4月(戊辰) 5日(己亥 つちのと・い)

和暦 如月二十七日 第5574回

 

(郵便局に行った時、斜め向かいにある理性寺境内の墓地の傍にソメイヨシノが美しかった!全体ではまだ5分咲きくらいに見えるが、咲いている枝々に焦点を当てると"満開"に見えた!)

 

【コツコツカツコツ】(新 将命・国際ビジネスブレイン社長「生き方の教科書」)

 

 私が大切にしている信条は「コツコツカツコツ」です。目標を定めたらコツコツと努力の歩みを続けていく。それこそが自分に克ち、相手に勝つコツである、という意味の造語です。

 

 私は逆境というのはピンチであると同時に、リカバリーショットを打つ絶好のチャンスでもあると心を切り替え、降格する前よりもニコニコと元気よく一所懸命に仕事に打ち込んで行きました。

 

 逆境のときでも自分の弱い心に打ち克ち、諦めたり、手抜きをしたりせず、目の前の仕事をコツコツやり続ける。それが人生や仕事、経営を成功に導く唯一の道ではないかと思います。「コツコツカツコツ」をあなたの人生を支えるお呪(まじな)いにしてください。

 

【海乗の独り言】

 

 「区政報告」のポスティング最終日だと残りの200枚を二つ折りにして準備したものをポーチに入れ、勇んで玄関のドアを開けると、霧雨が降っていた。「チラシも濡れるし、傘さして回ると非効率で時間がかかるし、今日は止めて、明日にしよう」という思いが浮かんできたが、「いいや、少々濡れても、非効率でも予定して準備して、最終日とすることを決意してきたのだから、行きなさい」と内からの声がした。

 

 脳の思考と魂の叫びとの狭間で一瞬の葛藤が起きたが、すぐに一歩前に出た自分がいた。一軒一軒ポストに濡れないように意識していった。しばらくすると、若い頃(41年前の27歳の頃)の営業前線での飛び込みのことが思い出されて、あの「出逢いがなければ、人生行路が違っていたね」との魂の声が聞こえてきた。

 

 僕を待っていた「天使」の初老の奥様の不思議な不思議な「予言」が次々に的中してきたこの半生だったことで、真面目に「コツコツコツコツ」と与えられた仕事に精を出していたことが、運命の出逢いを引き寄せ、「縁尋奇妙 多逢聖因」(安岡正篤)を体現してきたことをしみじみと感じ入った。

 

○縁尋機妙とは、良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある。

○多逢聖因とは、いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。

 

 昨日、「生き方の教科書」を拝読した文章が、新将命社長のこの「コツコツカツコツ」であった。相手に勝つことはどうでもよいが、自分に克つ(カツ)ことは大事!今朝のチラシ配布で"乗り越えた"自分にご褒美を上げたい。

 

【健康一口メモ】(宮川路子・法政大学教授「最強の水素術」)

 

 忙しい現代人は、食事を簡単に外食やコンビニ弁当で済ませることが多くなっています。コンビニの麺類やおにぎり、ハンバーガーや牛丼などのファーストフードの食事ばかり食べていると、栄養をしっかり摂ることができません。また、「三食きちんと食べているか大丈夫」という思い込みも、栄養不足を招いていることがあります。

 

 最近では、三食食べているのに、ビタミン、ミネラル、蛋白質が不足して不調となるケースも増えています。隠れ栄養失調とも呼ばれ、見た目にはわかりにくいんですが、朝起きられない頭痛やめまいがするなどの原因不明の体調不良を引き起こすこともあります。

 

 栄養不足は免疫力の低下、血管の老化などにもつながりやすく、病気になるリスクが上がります。そして、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」といった精神的な不調が生じることも多いのです。