令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

3月(丁卯) 29日(壬辰 みずのえ・たつ)

和暦 如月二十日 第5567回

  

(25日に参拝に行った宗像大社の奥に入る高宮参道を歩くこと数分、静けさの中に荘厳な林の中にその高宮祭場は存在していた。心地よい微風が頬を撫でていく。大自然の中に見えざる精霊たちの存在をなんとなく感じながら一時の祈りを捧げた)

 

【五感のその先へ】(ウエイン・W・ダイアー「準備が整った人に、奇跡はやってくる」)

 

 五感で捉えた、いわゆる具体的な証明や証拠について、「本当にそうなのかな?」と自問してみましょう。

 これは五感だけの判断がどれだけ自分を誤らせるかを考えてみることです。

 五感では地球はじっとしてるし、固体は一つの物質に感じられますが、実際、地球は自転も公転もしてるし、個体も運動する分子と集まりなのです。

 

【海乗の独り言】

 

 朝日は東の空から昇り、西の空へと沈んでいく。これが僕らの普通の感覚である。しかし、実は地球が一日に一回自転しているので、そう錯覚していることだと知識を得て初めて分かることである。五感が事実とは異なる事例である。

 

 「虫の知らせ」という話を聞く。妹が大学生の頃、夜に寮の部屋に男性の声で戸を叩く危険な場面に遭遇した時、父が既に布団に入っていたにも関わらず、「胸騒ぎ」がして、次女に電話をかけてみると、今まさにその恐怖のど真ん中であり、「絶対に開けるな」と父が叫んだと聞いている。

 

 10年前であるが、岩崎輝明会長の最後の講話となった「健康セミナー」(田無市)に傘下の愛食者をお連れして最前列でお話に耳を傾けていた時である。講話が始まり10分過ぎに、「胸騒ぎ」が起きた。

 

 (どうしてもこの講話を録音せよ)と内なる声を聞いて、いけないことと知りながら、隠し録音をしてしまう。9日後にまさかの訃報に触れてしまい、本当にラスト講話となってしまい、その隠し録音を奥様にCDにして差し上げて喜ばれた。

 

 高校を出て半世紀を経たが、振り返る時、"五感のその先"の何か、大いなる存在が背後でお導き下さって歩むことができたことを心から感謝申し上げたい。とりわけ、岐路に立った時にその選択が不思議な風になされたかのような気がしてならない。

 

 いつもの時間帯から遅れること2時間後に行った学生食堂での出逢い、図書室の雑誌コーナーで初めて手にした月刊誌「中央公論」、開いたページに掲載されてた亡命手記、有効期限の日に読んだ前号の「致知」のPR記事(手軽な玄米食健康法)、「11時に入ると"奇跡が起きる"」と出まかせを言わされた鑑定、メール配信の契約をしながら1年半も月会費8千円を払い続けてようやく始めた2009年1月1日の意味等々。

 

 五感のその先へ、静かな自問の時間を持つことの大切さを教えてさる出逢いが次々に起きた。メール配信を開始した2009年からその出逢いは始まった!神渡良平先生の「武蔵嵐山セミナー」、高橋侑子さんの「宇宙からのメッセージ」、仲里榮子さんからのお電話、坂入三津子さん宅での会話、知花敏彦さんの「愛の実践 神理の実践」。そして、このダイアーの「準備が整った人に、奇跡はやってくる」である。

 

【健康一口メモ】(大久保公裕・日本医科大学教授「花粉の時期を楽に過ごす」)

 

 夜はなるべく早く寝るように心がけましょう。できれば睡眠時間は6時間から8時間は確保したいところです。お勧めしたいのは、寝室に加湿器を置くことです。花粉症の症状を緩和するには、花粘膜をよいコンディションで維持することが大事です。


 そして、鼻粘膜に一番良いのは加湿なのです。長時間過ごす場所では、鼻にとって良い環境を整えることが大事です。花粉症と言えば、空気清浄機を思い浮かべる人が多いと思いますが、寝室に加湿器を置き、睡眠中には粘膜が乾燥するのを防ぐことはとても有効な花粉症対策となります。