令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

2月(丙寅) 29日(癸亥 みずのと・い)

和暦 睦月二十日 第5538回

《雨水 末候・草木萌動(そうもくめばえいずる)》

(ひばりが丘のセレクトショップ「春花秋月HARUから」に行ってきた。興味を示されたゲストをお連れした。お店に入ると、正面に掲げてある「七福神 いらっしゃいませ 感謝人」の大きな額が目に入る。その下に素敵な生け花がその言葉の波動とコラボし、共振して伝わってくる!)

 

【感嘆・感謝・感動の日常言葉】(田坂広志「運氣を磨く」)

 

 無意識の世界を浄化していくためには、ネガティブな日常言葉を使わないことに加え。ポジティブな日常言葉を使うことが大切であるが、その一つの技法は、「感嘆」「感謝」「感動」の「3つの感」の言葉を大切にすることである。

 

 そして、最初は、こうした言葉を日常生活において意識的に使うようにする必要があるが、まもなく、これが習慣になったとき、自然に口を衝いて出るようになっていく。その時、こうしたポジティブな言葉が我々の無意識の世界に浸透するようになっていき、同時に無意識の世界のネガティブな想念を浄化するようになっていくだろう。

 

【海乗の独り言】

 

 その「HARUから」のお店で興味深い話を伺った。美味しい珈琲の焙煎をされる方が「ありがとう」の言葉を口に出して焙煎したものと、口には出さずに"心の中で"唱えて焙煎したものとを飲み比べた時の結果が「やっぱりね」ということだった。

 

 もちろん、「ありがとう」と言葉に出して焙煎した方が美味しかった!ということ。言霊の力を確認できるお話だった。ここで、注意が必要なことを著者の田坂広志氏は断言する。「操作主義的な、作為的な想念」では浄化は難しい、と。「ただ、無条件に、本気で、心の底から、『褒める』というのである」

 

 だから、「感謝」の言葉も、心から「有り難い」と思って語る言葉である。そして、「感動」も素晴らしい自然に触れたり、素晴らしい芸術、音楽に触れた時に湧いてくる想いの表現である。「素晴らしい!最高!お見事!」

 

 昨日、お連れしたゲストからお礼のメールが届いた。

「誘っていただき、本当にありがとうございました。楽しかったです。また、お誘いくださいませ」

 

 お店の店長と手伝っているお嬢さんとそのゲストの笑顔と笑い声、感動と感嘆、そして感謝の言葉が飛び交う心地よい場に同席できて、僕たち夫婦の心の、無意識の想念の浄化がなされていく感じがとても嬉しかった。

 

 2月4日から始まった「原点回帰・共振突破」の機運をこうして体感しながら、新たな時代の幕が開いていく様に感嘆と感謝と感動の言葉が内なるみたまさんから湧いてくる。2月最後の日。4年に一度の2月29日である。しかも、今日の干支は「癸亥(みずのと・い)」で干支番号60で、最後のしんがり。明日は干支番号1の「甲子(きのえ・ね)」に戻る。締めくくりにふさわしい1日を過ごしたい。

 

【健康一口メモ】(本間真二郎・医師「感染を恐れない暮らし方」)

 

 現在は甘いものに溢れており、現代人は砂糖類を取り過ぎています。人類の歴史の中で一度にこれほどの多くの砂糖を摂る習慣はなく、体はその変化に対応できていません。食べ物の中で砂糖は最も健康に悪い影響を及ぼし、驚くほど多くの病気に関係しています。