令和六年(癸卯) 皇紀二六八四年 西暦2024年

2月(乙丑) 3日(丁酉 ひのと・とり)

和暦 師走二十四日 第5512回

《節分》

 

(左が近所の空き家の玄関先に今年も白梅が咲いた!右は下高井戸おおぞら公園の十月桜。昨日の散策で大寒の冷たい風にも負けずに咲いている。温度センサー、光センサーが内蔵された自然のいのちに驚かされる!)

 

【生れてくれてありがとう】(小林正観「宇宙賛歌・日めくりカレンダー」)

 

この時代、

この宇宙に、

この銀河に、

この太陽系に、

この地球に

あなたが

生まれてくれて

ありがとう。

 

【海乗の独り言】

 

  昨日、トイレに入り、カレンダーを日めくりすると、この一言が出てきた。「2月2日のお誕生日の方々にこれを贈りたい」と直感が来た。改めてその言葉を何回か読み返してみた。今、ここに"いのち"を生きている僕に向かってくださった温かい愛溢れるメッセージに心が癒された。

 

 今日は節分。冬と春の季節を分ける節目の日であり、日本では古来から「豆まき」や「恵方巻を吉方位を向いて一本かじる」風習がある。鬼のお面を付けたお役の人に大豆を投げて、邪気退散を願う習わし。はかない庶民の暮らしが微笑ましい。

 

 今朝、公園に行くと、南の空に半月(下弦)が出ていた。東側の半分が明るく輝いていた。右側の半分は見えないけれどもある。お月様は球形だと知っているので見えないけれども半分の存在はそこにある。光と陰のお話に通じる。

 

 下り坂は反対から見れば上り坂。登山は下山と一対。切り離すことはできない。表があれば裏がある。昼があれば夜がある。楽あれば苦あり。喜びあれば悲しみもある。誰かが得したら誰かが損する。勝つ人がいれば負ける人がいる。誕生があれば旅立ちが来る。

 

 今日は節分。その本質を深く訪ねてみる。干支が変わる節目であることを学び始めたのが平成三年(1991年)だった。今年の8月で33年になる。「癸卯(みずのと・う)」年から「甲辰(きのえ・たつ)」年にバトンを渡す時刻まで15時間余り。時代が大きく変容していくスタートとなる。今日の「節分お話会」でシェアさせていいただく。

 

【健康一口メモ】(本間真二郎・医師「感染を恐れない暮らし方」)


 食べ過ぎると、消化や吸収、代謝が追い付かず、消化管が疲れ、胃腸や膵臓、肝臓に負担がかかります。食べ物に含まれる添加物、農薬などの化学物質、毒物も蓄積します。また、消化管に血液を取られることにより、全身の冷えにも繋がり、免疫力が低下します。血糖値の急激な変動により、ストレスに対処する副腎が疲れ、精神的にも不安定になります。