令和六年(癸卯) 皇紀二六八四年 西暦2024年

1月(乙丑) 26日(己丑 つちのと・うし)

和暦 師走十六日(満月)第5504回

 

(朝は冷え込み、公園の地面にも霜柱が!歩くとサクサクと音がした。昼間は快晴。寒いけれども、近所の梅の花が満開で青空を背景に春が近いことを思い知らさせる)

 

【未来に使命はない。今の中にすべてがある。】(中山靖雄「全ては今のためにあったこと」)

 

 自分の「使命」を生きたいけれど、自分の使命とはいったいなんだろうと、頭で考えて探そうとします。しかし、使命とは「わかるもの」ではなく、自然に「回ってくるもの」なのです。あなたに与えられた使命は、そういう縁に自然と出会わせてもらって初めてわかるものです。しかし、そんな縁に会おうと思って出会えるわけではありません。

 

 だからこそ、今、そのような「回ってくる」ご縁に出会うためには、天から与えられている役割を喜んでさせてもらうことが大事なのです。「ああ、嬉しいなぁ。嬉しい出会いだなぁ」と喜ぶことが自分の使命への活力になるのです。

 

「使命」を知るためには、足元を見ることしかないのです。足元とは、生きること、働くこと。そして、やっぱり、「今」、「今」、「今」なのです。足元に起こること、ふと思わされること、出会わされることを大切にし、「これが縁なんだな」と、味わって消化していけば「使命」がやってきます。だから、今やっていることを一生懸命にやっていれば、新しい「使命」に出会っていくのです。

 

【海乗の独り言】

 

 2020年に突然始まった「パンデミック」のあおりで職を失った方の相談にのり、その厳しい状況に陥った暗闇から抜け出す道を探すために一灯を見出すヒントをお伝えしたことがあったが、その後に展開した約4年間の導かれたシナリオを知らされ、大きな感動をいただいた。

 

 命理学の土台となるものは干支である。十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未である申酉戌亥)の順列である干支は「1甲子 2乙丑 3丙寅 4丁卯・・・・60癸亥」の60個で、61個目が甲子に還るので、満60歳(数え61歳)を還暦と呼んでいる。

 

 この60個を10個ずつ6グループに分けている。その6グループのグループ長(先頭車両)が「1甲子」「11甲戌」「21甲申」「31甲午」「41甲辰」「51甲寅」で6つの列車が各々10両編成で連結されている。どの列車に乗り合わせるかは、誕生日(生まれ日)の干支で決まっている。同じ列車に乗り合わせても、車両が違うと縁ができるとは限らないが、前後の車両の場合は接点があるかもしれない。

 

 昨日、見せられた4人の生まれ日の番号が27、28(2人)、29だった!「運命共同体」、苦楽を共にすることになる運命的な出逢いをしているに違いないと確信した。目的地が同じだと同じ列車に乗ることになるが、その列車に乗り合わせた故に出会えた素晴らしいご縁が運命を大きく開き、「使命」に生きる道筋へと導かれていくことになるケースであった。

 

 その列車に乗る切っ掛けが「回ってくる」にはそれ相応の努力が必要である。その一灯が「とほかみゑひため」のご真言を唱えることであった。1日に40回。パンデミックのお陰でシェアできたこの素晴らしきご真言を大切にしたい。

 

【健康一口メモ】(本間真二郎・医師「感染を恐れない暮らし方」)

 

 これに、食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されている「まごはやさしい」を参考にしておかずを加え、一汁三菜を目安に献立を考えます。具体的には、以下の食材が健康に役立つとされています。普段の食生活に、積極的にとりいれましょう。

 

 ま=まめ、ご=ごま、わ=わかめ、や=やさい、さ=さかな、し=しいたけ、い=いも

毎日の食事で全てをとることは難しいので、一週間くらいの間で、なるべくまんべんなくとれるように工夫しましょう。