令和六年(癸卯) 皇紀二六八四年 西暦2024年

1月(乙丑) 11日(甲戌 きのえ・いぬ)

和暦 師走朔日(新月)第5489回

《小寒 次候・水泉動(しみずあたたかをふくむ)》

 

(数年前だったか、ミモザの木が枯れ、幹を切り落としたことがあったが、その切り落とされた枝から

小枝から新しい芽が出てきて昨年小さな葉をつけていたが、この冬の寒い中、逞しく、元気に葉っぱも成長している。ヒメツルソバの種が飛んで来て昨年は小さな鉢の中から芽を出し、可愛いピンクの小さな花が咲いている。植物たちの自然の姿に教えられることがいくつもある!)

 

【縄文の記憶を呼び覚ます】(ひすいこうたろう・作家「今日誰のために生きる?」)

 

 1万4000年間も武器を持たずに平和を貫けた、世界的にも例がない奇跡の時代が日本にはあったのです。それが縄文時代です!縄文時代の遺跡は日本全国で90531か所から発見されていますが、戦闘用と思われる対人用武器は全く出土していないんです。争いが絶えなかった世界史から見て、これは奇跡と言われています。日本列島は、平和な時代が1万4000年も続いていたんです。

 

 僕らの血(細胞)には、1万4000年もの間、平和が続いた縄文時代の感性が宿っています。ブンジュ村の村長は「自然と共存共栄する秘密は日本語にある」と言っていましたが、日本語の訓読みの言葉(現日本語、大和言葉)の源流は、縄文時代の話ことばがベースになっていると言われています。

 

 日本のトップである天皇陛下のお住まい(京都御所)にお堀がないんです。あまりに無防備、攻めようと思ったら簡単に攻められる。最初から、戦うことを想定していないんです。おおらかに、朗らかに、平和的に、喜びを生きてきた1万4000年間の記憶は、あなたの細胞の中にしっかりと残っています。根っこから日本人の血の記憶(血の響き)、細胞の記憶を呼び覚ましましょう。

 

【海乗の独り言】

 

 内向的で、優柔不断な性格を持ってきたことが個人の性格だと思ってきた。「わかる人は手を上げて」と言われても恥ずかしくて手を上げられなかった小学生だった。お客様が家に来られると奥に隠れるような子供だったから。

 

 ところが、日本人がそもそもが控えめで、自己主張を控え、周りを気にしておとなしく振舞う人が多いわけで、その欠点をうまく利用されてワクチン在庫処理国家となり、抗がん剤や降圧剤を始めとした多くの薬や食品添加物(化学物質)が多くの日本人の体を蝕んできた。

 

 江戸時代の末期、黒船の到来から鎖国を閉じ、門戸開放することで流入してきた欧米流の「弱肉強食」思想、格差が広がり、選民思想、人種差別が根底に流れる考え方、価値観が敗戦後に貧しく、支配される立場に立たされた日本人の精神は骨抜きにされ、その魂は封印されてしまった。

 

 戦後、マスメディアが第一権力に立ったことで、司法・立法・行政の三権分立の上にマスメディア(大手資本家)が君臨し、そのマスメディアを国際金融資本家たちが動かすという構図が出来上がってしまった。それが「今さえ、金さえ、自分さえ」の日本人を多くつくってきたように思える。

 

 年始早々、2日に起きた羽田空港「衝突」事故から9日になるが、昨日10日の報道によると、管制官が事故直後の状況について「なぜ燃えているのかわからなかった」と話していることが新たに分かった。また、管制官と別の航空機で事故直後に交わされた無線のやりとりで、「詳しい状況はわかりませんが、滑走路上で火災が発生している状況です」と日航機と海保機の衝突という大事故の認識がないことが明らかになった。

 

 多くの違和感が残り、マスメディアや「政府」の言動に大いなる不信が深まっていく。感性を呼び覚まし、歓喜して生きるために、私たち日本人は「血の記憶を呼び覚ます」ために、日本語の言霊を、そして一人ひとりのお名前の言霊を声に出して呼ぶことだとひすいこうたろうさんとSHOGEN(ショーゲン)さん共著の「今日、誰のために生きる?」を読みながらその想いを強くした。

 

【健康一口メモ】(本間真二郎・医師「感染を恐れない暮らし方」)


 また、風邪などに対する不適切な抗生剤の使用にも問題があります。畜産の分野でも抗生剤が使用されています。ときには、抗生剤を使うべきですが、安易な使用は必要ないばかりか、かえって免疫力を落とすことにつながります。