令和三年(辛丑) 皇紀二六八一年 西暦2021年

7月(甲午) 3日(壬子 みずのえ・ね)

和暦 皐月二十四日 第4567回

 

(裏庭に咲いた山アジサイの淡い黄緑色を眺めていると、実に心が落ち着いてくる。写真右に見える萎れていく紫陽花からバトンを受け継いで宇宙のいのちを活き活きと生きてその神秘と尊厳さに心奪われてしまう)

 

【今この瞬間を精一杯生きること】(塩谷信男「自在力」)

 

 ですから、今この瞬間を懸命に生きることが大切です。世の中のいっさいは宇宙の意思の顕現ですから、その決められた筋書きにそって、過去にいたずらにこだわることなく、未来をあれこれ思いわずらうことなく、今この瞬間を精一杯に生きることが大事です。また、因果律や宇宙の理を知ることによって、それが可能になります。

 

 現在ただいまにすべてがある。そう思えば、理由をさぐることなく、結果を気にすることなく、そのいまに全力を注いで余念のない態度が手に入ります。その場その時に心がすぐさま実現できるようになるのです。雨が降ったら雨が降った時の心持になり、晴れたら晴れたでそのような気持ちになれる。そのときその場の心が可能になって、こだわりや迷いのない、明朗で平穏な心を常のもととできるのです。

 

【海乗の独り言】&【健康一口メモ】

 

 この7月1日で玄米酵素の代理店になって18周年となった。多くのお客様と販売店の方々のお蔭でこの日を迎えられたことに心から感謝である。その玄米酵素は創業50年目という歴史的な年を迎えている。札幌の小さな健康補助食品としてスタートしたのが昭和46年(1971年)で、山あり谷ありの歴史を刻むこと50年、倒産の危機も3度あったと伺っている。

 

 健康ブームで一時的に流行しても中続きするものは至って少ない。そんな健康産業の中で奇跡的に生き延びられたことの意味を天に問えば、答えがすぐに帰ってくる。「いっさいは宇宙の意思」。戦後、米国からパン食と牛乳が給食として定着し、食卓はご飯と味噌汁から、パンとコーヒー、ミルクへと変遷し、今やお米の消費量をパンの消費量が追い抜く時代に入っている。

 

 日本人の伝統食が徐々に失われ、西洋化した先に待っていたのが、生活習慣病である。医療費と介護費が毎年1兆円ずつ増えていて、国の財政は少子高齢化と共にひっ迫し、出口は見えず、国家存続の危機が迫ってくる時代に突入している。

 

 そんな矢先に止めを刺されるような「偽パンデミック」⇒「偽ワクチン・遺伝子組み換え注射」が待っていた。メディアが垂れ流す報道ウイルスに日本人の脳は見事に侵されてしまい、平常心を失ってパニックになり、頭真っ白に陥り、思考停止という危機的事態を招いてしまい、「疑わしきは接種せず」という歯止めを手放したかのように3000万人の国民が接種してしまった。

 

 しかし、まだ間に合う。風邪の一種という「新型コロナ」から身を守るための最高の「ワクチン」をすでに日本人全員が持っていることに気づかねばならない。村上和雄先生が生前に力説されていた「神業の防御システム」である。血液の中に白血球(リンパ球、顆粒球、単球、NK細胞)という凄まじい防御システムは強毒性のインフルエンザでも高熱で死滅させ、三日間で完治する体験を私もしている。

 

 その防御システムのレベルを上げるには生活習慣を改めることだと教わった。24年前に(株)玄米酵素の創業者・岩崎輝明社長(当時)に出逢い、「食事改善と玄米酵素で真の健康」を手にできることを知り、以後迷うことなく実践してきた。そのご縁の先に塩谷信男先生の「自在力」、正心調息法、大断言との出合いもさせていただいた。

 

 生命という神秘な小宇宙の存在である私達である。大いなる因果律やその理をしっかり学び、自信と確信に満ちて、「いまこの瞬間を精一杯に生き」て、同志たちと結んで創新してまいりたいという思いが日増しに強まっていく。