美人を見るとなんだか癒されるのは何故なんでしょ。
最近読んだ本のこと。
モンスター。
浦沢直樹のではないですよ!
素晴らしいですが( ^ω^ )
百田尚樹さんのモンスターを読んで思ったこと。
百田さんは特に好きというわけでもないので初でしたが、
モンスターは、不器量に生まれてしまった為に嫌な思いをしたヒロインが
整形に目覚めて、忘れられない初恋の人とどうこうなるためにうんぬん…という話。
こんな風に書くと、既視感あるし
バッドエンドのフラグびんびん、
どーせ鬱展開でしょって感じですが…
結果、結構面白くて、一気読みしました。
なんていうか、先が見えてそうで見えてないというか、結末が気になって。
よいと思ったのは
ヒロインの気持ちや行動を丁寧に追ってる処。
不器量であることで、
いわれのない嫌な思いをするんですが、
整形に出会うまでが結構長くて。
(でも陰惨という感じではなく、
ああ、そういうことになりそうだなぁという淡々とした感じ。)
その《喪われた青春》をたった1人で
なんとか生き抜こうと足掻くヒロインには
結構頑張れって応援したくなりました。
整形を始めてからは、
段々周囲の反応が変わるのですが、
ここも、いきなりチヤホヤされました!
とか、いきなり美人に!
というわけでなく、段階を追って
良くも悪くも変わっていく様子がなかなかリアルでした。
男性に対してのやりとりは、
だいぶ後半になってから始まるんですね。
(つまり前半は、
その顔のせいで、
男性とのまともなやりとりすらできない、
始まりすらしない、というリアル)
で、少しずつ改良に改良を重ねるんですが、お金もかかるし、コツコツやるしかない。
そしてやり始めたら止まらなくなる。
でも、前半を丁寧に書いてるので、
整形が肉体的には辛かったり、
お金がかかってしまっても、
もっと早くやればよかった!
あのまま生きていく辛さに比べたら!
って思う主人公の気持ちには思わず共感。
影響されやすい私なので、プチ整形、
真面目に考えちゃいました(笑)
目が小さいのが悩みでガンス。
で、ちょっとファンタジーはいってるのかなぁと思ったのが、
改良を重ねた結果、ものすごく計算された自然な美女になったというところです。
そこは、本当にそんなにガッツリ全部変えて
自然な仕上がりになるのか気になります…(´・Д・)
良かったのが、途中から主人公を
支えるともなく支えるヤクザなアニキ。
まだガチ整形する前の主人公に、
図らずも、唯一きちんと向き合った人。
最後はなんだかモヤっとしましたが…
外見の与える影響とか、
多くの人がどうしようもなく持っている、
美しくなりたい欲とその際限のなさとか、
色々考えてしまいました

FFを地で行ける人が羨ましい。



























