まだ私が小学校5年生くらいの頃。
夏休みで、部屋でせっせと自由研究を行っていました。
自分の出来うる範囲の中で、より良いものを作るべく、何日間かがんばっていました。
祖父母へインタビューなどもして、がんばって作っていることは、家族みんなが知っていました。
そんな折・・・・
兄が、優等生な私に対する劣等感からなのか・・・、つまらない夏休みのストレス発散だったのか・・・、私のその自由研究を突如、通りすがりに入ってきて、ボロボロにしました。
私が見ている目の前で。
母が見ている目の前で。
私が怒るのは当然です。
泣きました。
兄に、殴り返されることも恐れずに立ち向かいました。
その時、母は、
今までに見たこともないような、全力疾走で、「私は知らない」と言い張って、自室にこもり、鍵をかけたのです。
兄も無視し、私の心にも寄り添わない。。
親として、こんな対応ありえるのでしょうか・・・・?!?!!
自分が兄を叱りたくない・殴られたくない一心で、小5の娘を置き去りにして、中1の兄に「何故そんなことをするのか」聞くこともなく、たてこもったのです。
無残に破かれた自由研究・・・・
殴られ腫れた瞳で、わずかに見える隙間から、泣きながら、一からやり直しました。
私の心に 鬼が 生まれた瞬間でした。
その瞬間に、「私には理想の母親などいない」と 悟りました。
夕方になって、もくもくと作業している時に・・・ 母が来て・・・
「●●(兄のこと)は、地獄へおちるから。
あなたは、きっと立派な人間になる。
あなただけが幸せになれる。
だから今のこの苦労は我慢しなさい」
と 言ってきました。
親が自分の子供のことを、地獄へ落ちるから、なんて評価していることにも驚きましたが、「兄の改善」ではなく、「私が我慢し続ける」で通そうとしていることに、心底驚きました。
私の何よりの不幸は、兄が暴力を振るうことではなく、この母親の人格である、ということに気づきました。
それ以来、理想の母を求める私は、悲しい思いをしながら、現実と折り合いをつけていきました。
それでもグレたり親に反抗的な態度に出なかったのは、学歴だけが全てだ、、と自分の中で決めていたからです。
この低俗な見た目だけのセレブ家庭から、真に幸せ家庭を築く為に・・・・