だから、やめときな。行ったじゃない。
いつまで、繰り返すの。
そう、この結婚。
いつも、あきこは、私の愚痴を聞いてくれる。
何度繰り返したか。
旦那のもう、出て行く。
の、言葉。
その度に、スマホとにらめっこで
引っ越し先の物件を探す夫。
喧嘩のキッカケは、些細なことで
たとえば、今日の外食確かに、私から
誘ったけど。
ごちそうさま。も無く
当たり前のように
私がお支払い。
私は、夫から、給料を預かっていない。
なので、私のお小遣いから。
毎回だ、給料はお互い変わらない。
でも、私が誘ったのだからと、言わんばかり
私が、お支払い。
いい加減、腹も立ち。
私って、あなたの中では都合のいい嫁。
悲しさと、腹だちさから。
あの、例えば、千円でも、渡す。
とか無いのかなぁ〜
はぁ。
行くって行ったのはお前だろ。
付いて行ってあげたのに、何それ。
そこまで言うなら
一人で行けばよかったでしょ。
開いた口が塞がらない。
私達、確か、夫婦だよね。
心が呟いた。
何かが、崩れた。
えっ。
なに?
そんな贅沢は、していない。
楽しめたらと、誘った。
でも、
やつは、別に楽しんで無いし。
俺って、食にこだわり無いから。
と、言い放った。
こいつは、何で何のために私と
夫婦?
気に入らないなら出て行くわ。
この家。
また、来た。
決め台詞。
かれこれ一年聴き続けている。
3日に一回のペースで。
普段は、一緒にドライブも、行く。
それなりの、微笑ましい話もする。
何故だ、こいつは。
かまってちゃんなのだと
あきこは、言う。
ヨシヨシ。
そうだね。って聞き流しとけば良いと。
でも、私の心は彷徨い出している。
他の人生があるのではと。
ただ。
引っ越しする自分がめんどくさいだけなのだ。
一人暮らしして居る由紀子に。
質問した。
何故?
一人暮らしを選んで居るの?
ん〜必要に迫られたから。
かな。
人とは、暮らしたく無い。
寂しい?
ん〜無いと言えば嘘になるけど。
謳歌してる。
そっか。
まだ、踏み切れずジタバタ足掻いている
私。
この足かせ。
夫婦。
何なんだろう。
きっと、死ぬ時が来れば
わかるのだろうか。
答えが。